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「阿部ちゃんともっといっぱい会いたいなぁ」


阿「ねー」


「阿部ちゃん忙しいからね」


阿「おかげさまでね。クイズ番組で共演できたらいいね」


「Qさまとかねぷりーぐとかまたクイズ部で出たいよ」


阿「クイズ部じゃなくても出れるかもよ?」


「阿部ちゃんと2人でってこと?」


阿「如恵留とタイムショック出たじゃん」


「なるほど。そういうパターンもありか」


阿「A個人でたまにクイズ番組出てるよね」


「うん。たくさん爪痕残して阿部ちゃんと共演させてもらえるようにしよ」


阿「俺もマネージャーに言っとくわ、Aと出してくださいって」


「わたしも」









わたしたちはクイズ部だから、
グループの垣根を超えて共演できるんだろうね。


でもグループ以外の関わりを持っちゃったからこそ、
こんな感情に陥っちゃうんだ。









「ねえ阿部ちゃん、さらっと聞き流して」


阿「うん」


「好きだよ」









さっき保険かけといてよかったな。


鋭い阿部ちゃんには気づかれちゃうかな。


阿部ちゃんはふふっと笑って。









阿「俺もAが好きだよ」









同じ好きだったらどんなに幸せだったか。




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俺だって→←.



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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年6月28日 15時

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