9話 ページ10
『初めて、変な海賊を見たんです。それがロジャーだった。ほかの海賊とは違う何かをもっていたんです』
はじめて見かけた時彼は人々を助けた。それが衝撃的で今でも覚えている
海賊は人を残虐に殺害し己の利益だけを考え自分の欲望に生きてる人間だと上の大人に聞かされていた
だからこそ、大きな衝撃だったのかもしれない
「それで抜けたの？」
『いいえ。その何十年後とても面白い人を見たんです。仲間を守ろうとして、自分は逃げないと』
目撃情報があり、その場所に行くとまさに海賊と海賊が戦っている最中だった
下手に出ても仕方ないとその様子を観察していた
彼もまた私にとっては衝撃だった
『今まで見た海賊は、自分の命しか考えていなかったけど、その人とロジャーは違ったんです。だから、海賊を捕まえる側ではない視点で見たかったんです』
これは私の欲望です。海賊と何ら変わらないでしょう
その言葉はしまっておこう。発する言葉は「身勝手な事をしてしまい申し訳ありません」それだけでいい
クザンは頬杖をつき言った
「…どうするの？多分海軍は血眼になって探すよ」
『もし。あの人達が危なければ、助けます。今は仲間ですから』
Aの精一杯の微笑みをクザンに向ける
その表情をみてからの表情は少し歪んだ
「白ひげのところにいるんだね。今は。俺は見守る事しかできないね」
何故それを知ってるのかが気にはなったが聞くのが怖いので聞かないでおこう
『…でも、貴方を信用しているからこそ、話したんですよ』
Aは少し下を向き彼に言った
クザンは何かを思い出したかのように、言った
「あっ傀儡使いの事はいったの？」
『あっ』
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江華(プロフ) - 泡さん» ありがとうございます！めっちゃ励みになります！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: ce33bd9ddd (このIDを非表示/違反報告)
江華(プロフ) - akane10746さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2019年11月8日 16時) (レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
akane10746(プロフ) - めっちゃ面白いです！今後の展開楽しみです。更新頑張ってください！！！ (2019年11月8日 0時) (レス) id: 8b6a55d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江華 | 作成日時：2019年8月9日 0時
