16話 ページ17
とは言ったものの何をしたらいいのやら…
私があの実を食べるフリをするか？そうしたら、標的は私に剣を向ける。
でも、もし、食ってない事を知られたら危ない。
多分、襲うのは夜中あたりだろう。
その時に会いにいくか
「あれ、なんの実なんだろうな」
最近エースはAに話を振っている。頭が良さそうに見えるのだろうか。そう見えるなら悪い気はしない
Aは彼に目を合わさず答える
『私はなんとなく見当がついてるが』
そう言った瞬間エースの顔が輝いた。興味がある事だったのだろう。教えてくれというオーラを感じる
Aの頭には大型犬が思い浮かんだ
「何の実なんだ？教えてくれ！」
『間違ってる可能性もあるから』
それに...とAは付け加える
『いずれ知るさ』
(サッチの手に持っている悪魔の実の恐ろしさを)
Aの言葉にエースは少し不機嫌な顔をして言った
「最近、変だぞ」
『それはいつもの事だろう』
「そうか？」
『言ったら、海軍を海賊に変える方が変だがな』
「それもそうだな！」
ケラケラと笑う彼を見てAもつられて小さく笑った
そして、皆が寝静まった夜
『それで、何の実かわかったのか？』
Aはお腹が空いたと言って食堂へ入った
サッチは快く夜食を作ってくれて、そのかわりAは悪魔の実の図鑑を持ってきてやった
まだ出してはいないが
サッチは難しい顔をしながら船にあった図鑑と睨めっこをしている
「いや、まだ、分かんねーだよな」
『ふ。そういうと思ってな。昔海軍の書庫からパクってきた図鑑を貸してやる』
「パクってきたっていうのが気になるけどよ。まぁ借りるわ」
そこは触れないでくれ。とAは軽く笑って返す
そして、横に置いていた図鑑をサッチの手に渡した
「重っ...」
『今まで確認された悪魔の実が全て載ってるからな』
これなら見つかるかもな！サッチは笑顔でそう言った
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江華(プロフ) - 泡さん» ありがとうございます！めっちゃ励みになります！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: ce33bd9ddd (このIDを非表示/違反報告)
江華(プロフ) - akane10746さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2019年11月8日 16時) (レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
akane10746(プロフ) - めっちゃ面白いです！今後の展開楽しみです。更新頑張ってください！！！ (2019年11月8日 0時) (レス) id: 8b6a55d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江華 | 作成日時：2019年8月9日 0時
