死神少女の初恋No. 2 (ページ19)

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５５話ページ19

スティーブンside

執務室へ来てからのAの、ソファ独占権主張…

あれは少々困ったが、ムスっとされてはなぁ…

俺の理性がもたないところだった

なので、ソファ独占権を譲る代わりに最近の事柄の始末書と書類の整理を手伝ってもらうことにした

そして現在＿＿＿

貴｢終わったぁぁ…｣

無事、事務仕事完了

ｽﾃ｢お疲れ様｣

彼女は絶賛ソファにダイブしている

貴｢うへへ～♪フカフカしてて気持ちいい｣

ｽﾃ｢全く。近所迷惑にならないようにしてくれよ…｣

ソファ独占権を入手したAはご満悦のようだ。彼女のここまでの緩み顔は見たことがない

あー、可愛い。事務仕事してる最中も可愛いと思ったが…、やはり。

ｽﾃ｢お疲れ様｣

Aの頭を撫でる

貴｢私、子どもじゃないよ｣

おや…ww

ｽﾃ｢じゃ、これでどうだい?｣

俺はソファにAを押し倒した

貴｢………!?｣

ｽﾃ｢単刀直入に言おう。お前が好きだ｣

貴｢す、スティーブンさん!?｣

驚いているな…。やりすぎたか。

ｽﾃ｢答え…欲しいな｣

これ以上、自分の気持ちを偽りたくないのだ

すると、彼女はこう口を開いた

貴｢少し、待ってくれませんか?それに…今の私ではスティーブンさんに釣り合いません｣

その言葉を聞いた瞬間、何だか、胸のつっかえが取れた

ｽﾃ｢そうか…。じゃ、待ってるよ｣

貴｢はい｣

窓のブラインドを少し開いて外を覗くと、朝焼けが見えていた