偽り (ページ3)

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楽屋に戻るとたまたまあいつは居なかった。

龍友｢お、タイミング見計らったんか？笑｣

『見計らってないよ...笑』

龍友｢笑
...いつもごめんな､､､｣

龍友くんの担当は攻撃。
あいつがいない時にいつも謝ってきてくれる。

『気にしないで？1年間の辛抱だし...』

1年待てば大好きな人が帰ってくる。

メン｢でも、あの人もうすぐ帰ってくるよ...｣

GENERATIONSというグループを
あの人が支えてる限り
歯車が正しく戻る日は来ない

隼｢嘘でしょ...もう見たくない。
これ以上、見たくない
Aの傷つく姿なんて...。｣

龍友｢僕だって
やりたくてやってる訳ちゃうし...。
出来ることならAを守りたいわ。｣

そんなの、分かりきってるよ...。

最初から...

涼太｢見過ごすだけなんて出来ない...。｣

玲於｢俺、敵になりたくねぇよ。
Aのこと罵倒とか出来るわけねぇじゃん...。
...まぁ、仕方なく従がってるけど､､､｣

玲於...

亜嵐｢ごめんね...。
Aだって嫌だよね...
でも、逆らったらみんなっ...。｣

逆らったら殺されちゃう...。

なんてったって、あいつの父親はヤクザだから...。

やつの父親に逆らったら潰される。

『みんなに被害が及ばないならいくらでも汚れ役になる。』

龍友｢A...。肉奢るわ。｣

『やだな笑真顔で言わないでよ笑』

亜嵐｢何も出来なくて悔しい...。｣

『大丈夫だから、
亜嵐くんが例え敵側になっても恨んだりしない...。』

HIROさんはいじめを知った時から
私を助けるって言ってくれてた。

でも、私はここが好きだから事務所が無くなる方が嫌で、

HIROさんを説得していじめられる道を選んだ。

みんなが､､､大好きだから...。

みんなに被害が及ばないのなら...