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…… せっかくりっちゃんと一緒に居るのに、誰だ邪魔をする野郎は。







まぁ、電話ってことは、一人だけか。







A「…… りっちゃんごめん、電話出るね。」







通話ボタンを押すと、予想通りの人間の声が聞こえた。




帝統《もしもーし!ひよりー!腹減ったー!お前の飯が食いてえ!》



A「…… 昨日の今日って、お前ってやつは。






分かった、今から向かうから、家で待っててね。」



帝統《分かった!ダチも連れてくから、ヨロシクな!》




A「…… おい、ダチってどういう事だ、?おい!




…… 切りやがった。」






俺は、アリスちゃんにご飯を作ってやるって話をしたんだけどな。



他のやつに食わせてやるほど優しくはないつもりなんだが。






…… しかも、嫌な予感がする。




理鶯「…… どうした?浮かない顔をしている。」




ん〜、りっちゃん〜……





俺は、またりっちゃんに甘えるように抱き着く。




A「ペットが、お腹すいたから飯くれってさ。



しかも、他所からダチを連れてくるんだと。





…… 俺、まだりっちゃんに甘えたりねぇんだけど。」





理鶯「ならば、小官も一緒について行こう。




幸い、この後に二人に会う予定はないからな。」







ふふ、ラッキー。そしてさすがりっちゃん。俺の言いたいことよくわかってる。



A「じゃあ行こ!」






そうして、りっちゃんの手を引きながら、シブヤの家へと向かった。







*******



…… なんか、アリスちゃんと知らない奴がいる。





帝統「おお!おかえり日和!」




俺の姿を見るなり、俺に抱きついてくる。





それを凄まじい眼力で睨むりっちゃん…… こっわ、





A「取り敢えず、お前の【ダチ】を紹介してくれる?」




俺から離れ、少し目を輝かせながら、リビングに連れていかれる。





そこに、薄い栗毛色の青年が居た。




帝統「紹介するぜ!俺のダチの、幻太郎だ!」




【俺のダチ】という言葉に、少し嬉しそうな顔をしながら、彼は俺に自己紹介をしてくれた。




幻太郎「ご紹介に預かりました。



小生は、夢野幻太郎と申します。以後、お見知りおきを。」

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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時

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