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A「お待たせ。ハンバーグは嫌いじゃなかったよね？
はい、召し上がれ。」
二人の前に皿を置き、自分は二人の前に座る。
すると、二人は不服そうな顔をする。
…… 嗚呼、隣に来い、かな。
あとは、いつまでこいつの隣にいなきゃいけねぇんだよ、って感じかな。
A「ハイハイ、そんなに睨むなって。
ほら、間に座るからちょっとどいて。」
そうして、二人の間に座り、改めて食事を始める。
一郎「いただきます。」
左馬刻「…… い、ただきます。」
A「はい、頂きます。」
はー様ったら、普段言ってないんだろ。慣れてないのがバレバレよ。
一郎「…… ぅ、うめぇ。やっぱりAさんの作る料理は最高っす！」
笑顔で言われると、本名を【呼ばれた】ことすらどうでも良くなる。
左馬刻「…… おい、だからイチャつくなって言ってんだろうが。」
A「はー様は？俺の料理美味しい？」
俺が目を輝かせながら聞いてみると、はー様は一気に顔を赤くさせてそっぽを向いてしまった。
A「…… もしかして、美味しくなかった？」
甘えるように眉を下げて聞けば、頭をわしゃわしゃと撫でられながら、優しく微笑んでくれる。
左馬刻「……Aの飯が不味い時なんてあるかよ。」
全く、皆ここぞとばかりに俺の名前呼びやがって。
良いけどね。今は気分がいいから。
A「ふふ、何だか家族みたいだなぁ。
はー様が、俺の兄貴で、一くんが俺の弟。本当に兄弟だったらいいのになぁ。」
そう言うと、二人は一瞬嫌な顔をしたが、なんだか諦めたように笑っていた。
犬猿の仲、そう呼ばれているのが嘘のように、
この時間だけは、三人で仲良く食卓を囲むことが出来た。
一郎「…… っはあ、美味かった。
ご馳走様でした。また、作ってくれますか？」
食器を片しながら少し甘えたような声音で言う。
A「うーん、気が向いたら？」
少し意地の悪い返答をすると、一くんは少し寂しそうな顔をして顔を背けてしまった。
だってそうだろ？
仮にも、俺はお前らから【逃げてる】んだから。
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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (
レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません！妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります！妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩！って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・｀)続き待ってます！ (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルビリオン | 作成日時：2018年11月20日 2時
