バロ*嫉妬系 ページ37
《えみさま*リクエスト》
バロside
俺は今､彼女であるヌナを待っている｡
今日俺はOFFなのにヌナは仕事｡仕事が終わる頃だから迎えに来たのだ｡
A｢あ､バロー!!｣
ヌナがビルから出てきた｡
てか後ろ…1､2､3､4…4人も男いるんですけど…
男｢先輩その人…?｣
男｢A彼氏いたの?｣
男｢弟さんだろ｣
男｢なるほど｣
男達は残念そうに反対方向に帰っていった｡
A｢じゃ帰ろ!!｣
ヌナが俺の腕に自分のを絡める｡
…てか弟って…俺彼氏なんだけど…
｢ヌナ…｣
A｢家でビール冷やしといたの!!一緒に飲も♪｣
ヌナに笑顔で話されてはこちらから野暮なことを聞くのを躊躇ってしまう｡
家につき一緒に夕御飯を食べ､飲む｡
ヌナはすぐ酔っ払うくせに飲みたがる｡
A｢そぬ〜今日せくはらされた〜｣
｢はぁ!?何されたんだよ!?｣
A｢やたら触られて前違う女の子にしてるのも見たの〜｣
ヌナは俺に抱き付き静かに泣き出す｡
｢ヌナ…守ってやりたいのに守れなくてごめん…｣
A｢ううん…ソヌといると落ち着くの…泣くのなんて恥ずかしいけど…ソヌの前でしかこんなこといえないんだもん｣
…ヌナが飲みたがるのが分かった｡本当は辛くて俺に甘えたいんだ｡でも素面じゃ恥ずかしいから…
｢…じゃあ彼氏って断言しろよ…｣
俺はさっきのことを思い出した｡…弟じゃなくて彼氏だって断言すれば…ヌナに手を出す人が減るじゃんかよ｡
A｢う?｣
｢弟かって聞かれて､何で彼氏だって反論しなかったんだよ｣
年下だからって相手にされてない気がして悔しかった｡ヌナは俺の彼女なのに…思いっきり嫉妬｡
ヌナに突然キスをされる｡
A｢ソヌが言ってくれなきゃヤダ…俺の彼女に手出すなって｣
｢…ヌナのくせに甘えんぼだなー…｣
A｢一個しか変わんないでしょ!!年上扱いしないで!!ヌナ､ヌナ､ヌナって…私だって1人の女だもん､彼氏にくらい甘えさせてよ!!ぱぼ!!｣
ヌナはいじけてそっぽを向いてしまった｡
俺はヌナを抱き締めた｡
｢…ごめん､俺…自分だけ弟扱いされてるって思ってた…ヌナも同じだったんだ｣
俺は同じ風に思ってくれてたのが嬉しくて､ヌ…Aにキスをした｡
.....
男｢A､弟が迎え来てるぞ｣
A｢弟なんかいませんけど｣
男｢だって昨日の…｣
｢A､彼氏が迎えに来てやったぞ｣
****
リク有難うございました!
酔っ払いヌナ編､バロsideでした♪
ラッキーB1A4
歩いてみる
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作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年12月6日 22時
