#361 色打掛の意味 ページ4
※11月21日、追記しました※
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そこには、煉獄の母の瑠火が
嫁入りの時に着たという、
鳳凰が舞う絵柄の色打掛を着た
都希がいた。
ぼーっと見惚れてる煉獄に、
都希は不思議そうに、
「あの、杏寿郎さん、
どうしましたか?」
「す、すごく綺麗だ!!」
めっちゃ大声(笑)
「き、綺麗すぎて俺には
勿体ない!!」
「な、何を言ってるんですか!!」
「本当、煉獄さん、何を言ってるんですか。
都希さんは他の誰でもない、
貴方のために綺麗なんですよ」
しのぶが口を挟む。
「俺のため?」
「そうです。ちなみに白無垢には
『純潔』『無に帰る』という意味があります」
「純潔……」
そこで煉獄と都希は顔を見合わせると、
ぼっ!と赤くなった。
「わかりやすいですねー♡
それと色打掛には
『嫁ぎ先での生まれ変わり』を意味します」
「嫁ぎ先での生まれ変わり……」
そう都希は呟くと、バッ!と
帯止めを解こうといた。
「ちょ、都希さん、どうしたんですか!」
しのぶが慌てて止めようとした。
都希は帯止めを解きながら、
「私は私です!
苗字は変わるかもしれませんが
煉獄家で生まれ変わりません!!」
「都希、落ち着け!
君に煉獄家で生まれ変われなんて
言わないから!!」
「本当ですか?」
都希は帯止めを解く手を止めて言った。
「前に言いましたが、私は結婚したら
あなたの姓になりますが、
あなたと家族になるだけで、
煉獄家に嫁入りするつもりはありません。
そこのところをよく肝に銘じてくださいね」
「それは、きちんと理解してる!」
「ありがとうございます。
自己主張しすぎでびっくりしましたか?
私はこういう奴なんです。
全然、従順じゃないですよ!?
幻滅したのなら…」
都希がそう言いかけると、
それを遮るように煉獄が話した。
♪───O(≧∇≦)O────♪
都希ちゃん、色打掛の意味にご不満。
煉獄さんが色打掛を脱ぐのを止めました。
お気に入りに投票してくださった方々、
本当にありがとうございます。
感謝、感謝です。
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次回の更新は
11月21日の20時、
#362 お似合いカップル
の一話のみの更新です
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月20日 18時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2021年11月20日 18時