#368 炎の色の薔薇 ページ11
「緋色は炎の色…」
「ええ。鬼殺隊・炎柱のあなたの
妻になる私にはピッタリの
ブーケだと思いませんか?」
「妻!!」
めっちゃ大声(笑)
思わず炭治郎、善逸、伊之助は耳を塞いだ。
「君は俺の妻!!になってくれるんだ!!」
「ですからこうして結婚式もしたし、
披露宴もするんです!!」
釣られて都希も大声になった。
「何を大声出してるんですか?」
そこにしのぶが顔を出した。
桜野神社の結婚式の時は隊服だったが、
今はフォーマルな水色のドレスを
着ていた。
「わぁ、しのぶさん、水色のドレス、キレイ♡」
「都希さんこそ、とっても綺麗ですよ♡
もう、輝く程の美しさ、とでもいいましょうか。
煉獄さんにあげるのがもったいないですねー」
「どういう意味だ!」
「煉獄さんにはマウンテンゴリラ風の
女性がお嫁に来ると思ってましたので」
「いや、それはちょっと…」
顔を青くする煉獄に、
「冗談ですよ♡」
しのぶがふふっと笑った。
「ホント、都希ちゃんはお兄様には
キレイすぎてもったいないわあ♡」
蜜璃もひょいっと顔を出した。
彼女は黄緑色のドレスを着ていた。
「蜜璃ちゃんもカワイイわー♡」
「もー、褒めてもなんも出ないわよー♡」
女子三人できゃあきゃあ騒いでいると、
「炎柱様、都希さん、
そろそろ、披露宴開始のお時間です。
大広間にいらしてください」
進行役の隠の女性がふたりを呼びにきた。
「では、行こうか、都希!」
煉獄が都希に右手を差し出した。
「はい!」
都希はその手を取り、
控室を出て披露宴が執り行われる、
大広間に向かった。
ドキドキドキドキ。
煉獄の胸はドレス姿の都希と会ってから
物凄くうるさい。
(この胸の鼓動が都希に
聞こえなければいいが…
背中には変な汗をかいてるし…
それにしても都希は綺麗すぎる!!
それにすごくいい匂いがする!!)
♪───O(≧∇≦)O────♪
緋色は炎の色です。
そんでもって、
なんだか大声カップル(笑)
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次回の更新は
11月28日の20時、
#369 披露宴
の一話のみの更新です。
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月20日 18時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2021年11月20日 18時