ｺｺﾛのｷｮﾘ｡

うるさいドキドキ ページ46

ようやく五人の準備が整い、スタンバイ。
B1A4の出番になり､曲が流れ始める。

いつもと雰囲気の違う五人にドキッとする。
やっぱりアイドルなんだなー。


ジニョンオッパは本当に王子さまみたいだし、
シヌオッパは普通の女性よりも全然美人だし、
サンドゥルオッパは歌が誰よりも上手で、
バロオッパは見た目と声のギャップが凄くて、
チャニはいつもより男らしくなってる。


五人を見ると、心臓がドキドキしてうるさくて、止まらない。
どうして？どうしてこんなにドキドキしてるの？


時々、ジニョンオッパと目が合う。
私は何故か恥ずかしくて目をそらす。

HN『何照れてるの？』

ヒョヌオッパが日本語で話す。

『え、照れてる様に見えましたか!?』

私は頬をパチンと叩く。は、恥ずかしい…。

HN『さっきバロにA慰めてって言われたんだけど、何か落ち込んでんのか？』

あ…。バロオッパ､ヒョヌオッパに言ったんだ｡

『あの…実は…』

私は全てを話した｡今なら誰も聞いてないから｡
ヒョヌオッパなら分かってくれると思ったから｡


五人が気になってしまうこと｡
チャニに告白されたこと。
恋愛禁止だから断ったこと。
本当は五人が好きかもしれないこと。
…父様に失望されたくないこと。


ヒョヌオッパは真剣に聞いてくれた。
そして､私が全く想像してなかった事を言った｡

　
　
　

　
　

HN『じゃあ、俺と付き合えば？』

何でなんだろう*ゴンチャンside→←かっこいいオッパ

ラッキーB1A4

ジニョンの歌声

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