逃走ですね＊ジニョンside ページ44
ジニョンside
SD｢ヒョンヒョンヒョンヒョンヒョン!!｣
サンドゥルが慌てて僕にすがりついてきた｡
SD｢い､いま､ミウンがてててテラスで号泣してて…｣
…ミウンが号泣!?…まさか執事さんが――
僕はサンドゥルを無視してテラスへ走った｡
｢ミウン!!｣
ミウンは僕を見ると嗚咽と共に何かを話そうとする｡
ミウン｢…執事さんは…なく…亡くなり…まし…｣
僕はミウンの側に行きミウンを抱き締めた｡
小刻みに震えるミウンはあまりにも小さくて､冷たくて…僕は頭を撫でる｡
ミウン｢私を…ひとりぼっちに…私とオッパをふたりぼっちにしないで…ぇぇ…うぅうぅぅ…｣
｢…僕らがいるだろ…一人なんかじゃない｡二人なんかじゃないよ…ミウン…｣
いつも俺って言うのに､私と言うミウンは､やっぱり女の子だった｡
しばらくしてテラスに皆が揃う｡
GC｢…なにがあったの?｣
｢…ライブを終えて緊張がとけて､思わず泣き出しちゃったみたい｡…この後インタビューあるけど､ミウンを先に帰してあげても良いかな､皆…｣
GC｢…そう…帰った方が､良いよね｣
CN｢…そんなに緊張してたのか…もっと気をつかってやれば良かったな…｣
SD｢なんだよー…びっくりしたじゃないか…｣
ボラヌナの提案で女装して記者を避けることになる｡イ・ノアの控え室の前で僕は待機する｡
最悪…よりによってイ・ノア…
この前病院で会ったけど､見た目は天使でも中身は悪魔だった｡僕は早くここから離れたくてキョロキョロ回りを見てしまう｡
ミウンが控え室から出てくる｡
｢あ､準備で……っ!!｣
準備できた?と聞こうとしたのに､ミウンを見て言葉がでなかった｡
…可愛い｡綺麗だし､こんな美人な子と僕らは暮らしてたの!?
ミウン｢そんなに…見ないでください…｣
｢ごご､ごめん…｣
僕はついジロジロ見てしまっていたらしい｡
だって､あまりにも可愛いから｡
その時､後ろから声をかけられた｡
HJ｢これはこれはジニョンさん!!…と､え?イ・ノア?｣
｢逃げるよ!!｣
僕はミウンの手を引き走る｡捕まるわけにはいかない!!
HJ｢お二人の関係はーっ!?｣
ハン記者はカメラを構え走りながら追いかけてくる｡人混みの中を走る｡
人が多すぎてこれ以上逃げるのは無理だと思いミウンを人混みの中に紛れ込ませた｡
｢急いで逃げてね!!｣
手を離したミウンはこくりと頷き外へ出ていった｡僕はハン記者に捕まらないように控え室に戻った｡
ラッキーB1A4
サンドゥル
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ソンヨルlove(プロフ) - 更新頑張ってください応援してます(*^^*) (2012年12月28日 0時) (
レス) id: 8838fd5482 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 美男ですねのココらへんのシーン好きです＾＾更新ガンバです！ (2012年12月10日 18時) (レス) id: 77b2311730 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 十字架きるとこねー!!ウインクするとこめっちゃにやけた笑 meがねw (2012年11月21日 7時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - おもしろすぎて、みんなかっこよすぎて泣けますTT (2012年11月13日 17時) (レス) id: be3c1009e6 (このIDを非表示/違反報告)
もえきち(プロフ) - と〜ってもと〜っても面白くてきゅんきゅんしました!!美男<イケメン>ですねも好きだったのですごく面白いです!! (2012年11月13日 13時) (レス) id: c11d68fceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年11月11日 17時
