危篤ですね＊ ページ40
ついにライブの日になった｡
朝､私が部屋にいる時に珍しく執事から電話がかかってきた｡
｢よぼせよ?珍しいですね､ジュンミンさんが電話を寄越すなんて…｣
??『こんにちは､ジュンミンの兄ですが――』
その電話は､執事のジュンミンさんについての電話だった｡
執事は私がミウンオッパのふりをすることになって家を空けてからずっと､お屋敷を守ってくれていた｡…だけど､執事は昨日､仕事をしている最中に…脳卒中で倒れてしまったらしい｡
なんとか自力で救急車を呼び病院に運ばれたらしいが…意識が無く危ない状態だという｡
｢うそ…じゃあジュンミンさんは…!!｣
兄『…もしかしたら､今日中に…』
JN｢ミウン!!準備できた?｣
その時､部屋にジニョンヒョンが入ってきた｡
兄『…お忙しいのはジュンミンからなんとなくですが聞いています…だから､もし､ジュンミンが最悪のことになったら…｡その時は…』
執事のお兄さんは重要なことだけを手短に話して電話を切った｡
JN｢…ミウン?顔色悪いけど大丈夫?｣
｢し､しし､執事が…｣
私はジニョンヒョンにヒョヌさんを呼んでもらった｡
HN｢はぁ!?そんな､今日中に!?お前今すぐ病院に行かないと…｣
JN｢でも､今日のライブがミウンの晴れ舞台だから…折角不仲説も無くなったのに…｣
ﾎﾞﾗ｢そうよね…でも執事さん…最後かもなんでしょ?｣
…執事と会えるのは､もう最後かもしれない｡
でも､ジニョンヒョンが言うことも正しい｡
｢ライブ､は､出ない､と…お､俺…｣
HN｢…仕方ないよな…じゃあボラに後は任せるから､俺が執事さんに会いにいってくるよ｣
｢ひ､ヒョヌさん!?いいんですか!?大邱ですよ!?｣
HN｢今すぐ往けば…夕方には着くだろ｣
ﾎﾞﾗ｢ヒョヌ…｣
｢よ､よろしくおねがいします…｣
結局ヒョヌさんが執事のことを確認しに行ってくれることになった｡
ﾎﾞﾗ｢…覚悟はしといた方がいいわよ｣
｢はい…わかってます…｣
JN｢とりあえず今日のライブを成功させなきゃ…ミウンが頑張ってきたんだから…｣
｢はい…頑張ります!!｣
私は空元気で答えた｡
…大丈夫…多分…ジュンミンさんなら平気…
死なないで…母様と父様のように…
私とオッパを置いていかないで…
ラッキーB1A4
サンドゥル
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソンヨルlove(プロフ) - 更新頑張ってください応援してます(*^^*) (2012年12月28日 0時) (
レス) id: 8838fd5482 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 美男ですねのココらへんのシーン好きです＾＾更新ガンバです！ (2012年12月10日 18時) (レス) id: 77b2311730 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 十字架きるとこねー!!ウインクするとこめっちゃにやけた笑 meがねw (2012年11月21日 7時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - おもしろすぎて、みんなかっこよすぎて泣けますTT (2012年11月13日 17時) (レス) id: be3c1009e6 (このIDを非表示/違反報告)
もえきち(プロフ) - と〜ってもと〜っても面白くてきゅんきゅんしました!!美男<イケメン>ですねも好きだったのですごく面白いです!! (2012年11月13日 13時) (レス) id: c11d68fceb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年11月11日 17時
