悪魔ですね*ジニョンside ページ37
ジニョンside
「…有難うございました」
僕はお医者さんにお礼を言って病院を出た。
マネヒョンが迎えに来るからと言っていたので僕らの車の中でマネヒョンを待つ。
なんか今日は病院混んでたな…バレなくて良かった…。
ミウンは無事だろうか。僕らの呼び掛けに答えようとしたのかミウンは息を全て吐き出してしまっていて、今にも溺れて死んでしまいそうだったから、僕は慌ててミウンに……
「人工呼吸とはいえ…恥ずかしい…っ!!」
僕はさっきのことを凄く後悔した。
顔を両手で覆う。多分、真っ赤になってるはず。
…ミウンの記憶が無くなってれば…もし覚えてたらどうしよう。気まずくて顔をあわせられない。
それとも…意識してるのは僕だけ?
そもそも女の子一人で男五人の中にいて何にもないんだから、ミウンは僕をなんとも思ってないはず。それはそれでなんか…ショックだけど。
その時突然車のドアが開いた。
??「あー疲れた」
突然よく見たことのある女の子が悪態をついて車に乗り込んできた。
??「まじ最悪。病気うつったらどーすんの?もっと仕事はちゃんと考えてくんない?しかも記者だってキモいおやじばっかりじゃん」
その女の子は振り向いて僕を睨んだ。
??「ってあれ?あんた誰?」
「…それはこっちの台詞なんだけど」
僕がそういうと女の子は一旦車を降り車を確認してまた乗ってきた。
??「…車がとても似てたものですから〜ごめんなさぁい^^よく見たらもしかしてB1A4のジニョンさんじゃないですかぁ〜私凄いペンなんですよぉ♪」
女の子はさっきまでのことが嘘のように笑顔で話した。
「…もしかして、国民の天使のイ・ノアさん?」
ノア「うわぁっ私のことご存じなんですか!?嬉しいですぅ〜っ♪」
その女の子はサンドゥルがこの前好きだと言っていた天使のイ・ノアだった。
「…天使っていうか、悪魔だね」
僕が皮肉を言うとノアは一気に態度を変えた。
ノア「言ったわね?ふん、私は天使なんかじゃないわ。皆の望みに応えて天使を演じてあげてるの。優しいでしょ?」
「その国民の天使が何でここに?不愉快だから出てって」
ノア「…私の本性を言ったらあんた、殺すからね?」
「殺せるのならどーぞ」
ノア「はっ。いちいち頭にくる男ね。はいはい出てけばいいんでしょ!?」
ノアは勝手に逆ギレして出ていった。すぐそこで記者につかまり天使を演じていた。
…サンドゥル、チャニの言う通りだよ。ろくな奴じゃない。
??「今びっぽの車から―…?」
ラッキーB1A4
サンドゥル
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ソンヨルlove(プロフ) - 更新頑張ってください応援してます(*^^*) (2012年12月28日 0時) (レス) id: 8838fd5482 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 美男ですねのココらへんのシーン好きです^^更新ガンバです! (2012年12月10日 18時) (レス) id: 77b2311730 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 十字架きるとこねー!!ウインクするとこめっちゃにやけた笑 meがねw (2012年11月21日 7時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - おもしろすぎて、みんなかっこよすぎて泣けますTT (2012年11月13日 17時) (レス) id: be3c1009e6 (このIDを非表示/違反報告)
もえきち(プロフ) - と〜ってもと〜っても面白くてきゅんきゅんしました!!美男<イケメン>ですねも好きだったのですごく面白いです!! (2012年11月13日 13時) (レス) id: c11d68fceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淵沢ミヨン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時:2012年11月11日 17時