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つくしside〜
「・・・ほんとにいるのかなぁ・・。」
そういって
非常階段をのぼった。
いつも花沢 類が居る場所には
誰も居なかったから
あまり 行かない ４、５階にのぼることにした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・ぁ。」
４階で 見慣れた姿があった・・。
「いたっ・・！ 花沢 る・・」
名前を呼びかけたとき
花沢 類 だけじゃないことに気づいた。
気づかれないように
２人の様子をこっそり見る。
あまり２人は話してなかったけど
じっと様子を見ていると
花沢類が 隣にいた人に話しかけた。
「・・・・・・・何の本、読んでんの？」
「・・・・・・・・・・・・・恋愛小説。」
「・・・・・・・・・・・・・・アンタも そういうの読むんだ・・」
「・・・・・・・・・・・・失礼なっ・・、」
「・・・・・・・・・・・どんな話なの？」
「・・・・・・・・・・・・さぁ・・？」
「・・・・・・・・・・・・毎回その本、読んでるじゃん。」
「・・・・・・・・・・・・読んでるわけじゃないよ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・どちらかというと 空見てるときのほうが多いかも。」
花沢類の隣にいた
女性は とても 美人だった。
とくに笑ったときの顔は
花沢類と同じような 優しい笑みだった。
【・・・・・・・・・・・・・・・・俺の鏡にも見えるんだよね・・。 その子。】
確かに・・わからなくもないな・・。
あたしは 邪魔しないように
階段を再び降りようとした。
「・・・・・・・まーきーの。」
「・・・・ぅわっ・・！！ は・・花沢類・・！」
「・・・・・・・・・・・・・やっぱり・・牧野だったかー」
「・・・・・・・・ば・・・ばれてた・・？」
「・・・・・・・・・うん。」
「・・・・・・・・・・・・・ご・・・ごめんね。 邪魔して・・」
「・・・いいよ、 牧野だから。」
「・・・・・・・・・・・・なに・・それｗ」
「・・・・・・・・・・・・・・いいの？」
「・・・・・・・・・え？」
「・・・・・・・・・・話しかけてみたら？ 彼女、結構 牧野と相性合いそうだし・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・う・・・うん・・。」
花沢類は がんばれ と一言
あたしの頭をなでていった。
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亜茄璃(プロフ) - 続き凄い気になります。更新楽しみにしてます。 (2022年11月17日 23時) (
レス) id: 2914b03188 (このIDを非表示/違反報告)
mion(プロフ) - 続きが気になる！更新頑張ってください(^∧^) (2022年4月30日 14時) (レス) @page1 id: c9b2ea0184 (このIDを非表示/違反報告)
しょぴ(プロフ) - 続きが気になります！更新楽しみに待ってますね♪ (2018年3月8日 6時) (レス) id: bb4b375881 (このIDを非表示/違反報告)
アルジャーノンw(プロフ) - この話さいっこうです！！とても面白いです！！！いつも見るのが楽しみです！！これからも楽しみにしてます！！頑張ってくださいね！！ (2017年3月28日 11時) (レス) id: 39a3654b5d (このIDを非表示/違反報告)
沙羅 - 柊さんの言う通り「・・・」が多かったね。それがなければもっとよかった。類の「・・・」は良かったし、分かったけど……。それ以外で言うことは、まず面白かった。とても良かったです。続きはいつ書きますか？応援しています。 (2015年12月10日 17時) (レス) id: 75d01a0da6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林音 x他1人 | 作成日時：2014年8月1日 0時
