検索窓
今日:2 hit、昨日:5 hit、合計:25,568 hit

ページ34

ふと辺りを見渡すと、真っ赤な太陽がちょうど水平線に沈んで行くところで。


ゆらゆらと落ちていく夕日はあまりにも綺麗で、ダイナミックで。私はるすくんの手をぎゅっと握っていた。



「綺麗、だねっ……!」



るすくんは「そうやね、」と微笑むと私のほっぺに優しく手を添えた。


ふわりと縮まる距離。どきどき、どきどき。胸の音がるすくんに聞こえてしまいそう。


「でも、俺は。Aの方が綺麗やと思う」


優しく触れた唇からは、爽やかな海の香りがした。るすくん、だいすき。

おかえり。→←*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 短編集
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:高瀬その | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8ef4f72c271/  
作成日時:2018年6月26日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。