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結局 あの後、

センラさんと一緒にお風呂に入ることになった私。


水も滴るいい男 とはまた違うだろうが

髪の毛についたお湯、が いい感じに こう、……あれである。



「 …………なあに、そんなに緊張するん? 」
「 や、あの、その…… 」



狭い浴槽の中で 男女二人。

そして後ろから がっちり と、私の事を完全ホールドしているセンラさん。


身体と身体がくっ付いていて、緊張 してしまう。


そんな私を見て 一言、



「 んふふ、可愛ええな。」
「 …………っ、」



自分でも 顔が赤くなっていくのが分かる。

好き、という訳ではないが イケメン という類に分けられる男の人に狭い浴槽の中で二人きり、

ましてや 抱きしめられているのだ。


………… どきどき、と。

してしまうのも 無理はないと思う。



「 …………あー、もう 上がります…… 」


この場に耐えられなくて

とりあえず 抜け出そうとすれば「 ええ、」なんて声を漏らすセンラさん。



「 なら俺も上がろっと 」
「 …………え、」



そう言った後 私を離して 浴槽から出るセンラさん。

立ち上がりもしない私を見て「 あれ、上がらへんの? 」と尋ねてくる。



「 有栖。ちゃんがまだ入るんやったら俺も──── 」
「 上がります 」


そう言って立ち上がり 浴槽から出る。

センラさんはお風呂のドアを開けて タオルを取ってくれたらしく。


「 有難うございます、」なんてタオルを受け取ろうとすれば 又々爆弾発言、


「 え、俺が拭いたるよ? 」
「 ………………はい? 」


.

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くっしょん(プロフ) - 面白かったですううううう!作者さんもしやセンラー?(* ' @ ' *) (2018年7月20日 6時) (レス) id: befdedf8a6 (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです!!これからも更新楽しみにしています!! (2018年5月20日 13時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
月読命 - 更新頑張ってください! この作品大好きです!! (2018年5月13日 15時) (レス) id: 3990fcd378 (このIDを非表示/違反報告)
高瀬その(プロフ) - 魔界の帝王様。さん» 返信がかなり遅くなってしまい申し訳ございません;またコメント有難うございます!そしてTwitterのフォローも有難うございました…!;;そう言ってもらえて嬉しいです〜!更新頑張ります…! (2018年4月24日 17時) (レス) id: f2f4556022 (このIDを非表示/違反報告)
高瀬その(プロフ) - 八神さん» 返信がかなり遅くなってしまい申し訳ございません;またコメント有難うございます!わー!面白いと言ってもらえて嬉しいです!面白すぎて禿げた…?!……脱毛剤いりますか???(え) (2018年4月24日 17時) (レス) id: f2f4556022 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高瀬その | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8ef4f72c271/  
作成日時:2018年1月9日 13時

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