二話 ページ3
ころんside
は…え??待って待って、めっちゃ可愛いじゃん、
え、どストライクなんだけど。
神様これはご褒美ですか??
え、名前…なんていうんだろ〜…
「じゃあ、自己紹介して」
先生ナイス。
『あっ…倉田Aです。仲良くしてくれると嬉しいです』
そうはにかむAちゃん。あ〜〜うん、可愛いね。
そっか、倉田Aっていうのか。
Aちゃんは周りにペコペコしてた。可愛いかよ。
そして、そのままペコペコしながら僕の隣に座って、
『よろしくね』
と、優しく笑いながらお辞儀をされた。
僕も変に思われないように、
ころん「うん、よろしくね!」
と、いつもより元気よく返事をした。
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はい、今授業してるんですよ。
どうしよう、全然内容入ってこない。だって、Aちゃん可愛すぎるんだもん。
必死に先生の話を聞いて、黒板を写してる姿が可愛くて。…真面目なんだなぁ。
「…ろん、…青柳ころん!!」
ころん「!はっ、はいっ!!」
急な先生の声に反応して、慌てて席を立つ。
呼ばれてたんだ…
「まったく…何回も呼んだだろ。気をつけなさい」
ころん「…はぁーい…」
怒られたことに少しムッとしながら、また席に着いた。
周りからは笑われ、あちらの方からはダサいだのなんだの、好き放題言われている。
はぁ…だから嫌なんだよ…
Aちゃんはどんな反応してるんだろ、
気になって横に目線をやると、笑っている様子はなく
ただキョトン、とこちらを見ていた。
Aちゃんは気にしているようなので、僕は話した
ころん「大丈夫。いつもだよ。いつもボーッとして怒られちゃう。それでからかわれてさぁ。ホント、嫌になるよねー」
いや違う、こんな話をしたい訳じゃない。これじゃ悪印象じゃん。もっと、何か好印象与えないと…
『ふふっ、そうなの?』
あれ、大丈夫…?
取り敢えず、引かれてはいないようで、一安心。
てか、笑っても可愛いな結婚したい。
『はい』
ころん「え、何?」
『青柳くんきっと最初からボーッとしてただろうから、先生が重要って言ってたところ聞いてなかったでしょ?私のノート写して』
ころん「!あ、りがと…」
これじゃ、ダメだ、
こんな情けないのはダメだ。かっこいい姿を君に見せたい。こんな所を見せたくない。
赤く染った頬を頬杖で誤魔化しながら、ノートを受け取って、僕はノートの内容を写した。
あーもう、…調子狂う…
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あじゅき(プロフ) - リンさんコメントありがとうございます!!そう言っていただき、私も嬉しいです!これからもよろしくお願いします!! (2021年10月24日 23時) (レス) id: e43a74c31a (このIDを非表示/違反報告)
リン - このお話好きなので、書き方が好きなので、新しいお話読めて嬉しいです!遅れましたらが、初コメひつれいしました。頑張ってください! (2021年10月24日 22時) (レス) id: 7fbb50c056 (このIDを非表示/違反報告)
リン - あ (2021年10月24日 22時) (レス) @page40 id: 7fbb50c056 (このIDを非表示/違反報告)
あじゅき(プロフ) - さところさん、コメントありがとうございます!そうですねー、醜形恐怖症とは、外見上の欠点にとらわれること、でしょうか。外見での些細なことが気になり、生活に支障をきたしてしまう、という事です。わかりにくくてすみません、、これからもよろしくお願いします! (2021年10月24日 19時) (レス) id: e43a74c31a (このIDを非表示/違反報告)
さところ - めちゃくちゃ面白いです‼︎醜形恐怖症って何ですか?よければ教えてください。あと言い忘れてました、はじめまして。これから頑張ってください‼︎ (2021年10月23日 22時) (レス) @page24 id: 6a3452bb65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あじゅき | 作成日時:2021年10月14日 21時