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「?なになに、どうしたの」
三人でゲームをしていて、少し雑談をしていると、叶くんから大事な話がある、と告げられた。
さっきまで笑っていた葛葉くんも、直ぐに黙ってしまって、三人の間に何故か緊張感が走った。
「…壮真は、Vtuberって知ってる?」
少し頭を捻って考えてみるけど、俺は聞いたことの無い単語で、見えていないのは分かっているけど無意識に首を振る。
「いや、知らない、かも」
「実はさ、僕らの職業、それなんだ」
言いにくそうにそう言われるけど、そもそもVtuberが何か分からず、手元の携帯で急いで調べる。
検索して、一番上に出てきたサイトを開くと、にじさんじという単語が目に留まった。
「にじさんじ……?」
「!そ、そう、それが僕らの事務所。ライバー一覧ってとこ見てみてよ」
言われるがままに一覧をタップすると、見知った顔が目に入る。そこには、俺が見た、叶くんと葛葉くんまんまのイラストがあった。
「…これ、って……もしかして叶くんと、葛葉くん?」
驚いて、何度も確認したが、これはさすがに間違いなさそうだ。
「…壮真、今の会社居たら、絶対良くない、って俺と叶で考えたんだけど、」
緊張しているのか、いつもより元気の無い葛葉くんが口を開いた。よほど言いづらいのか、様子を伺うようにゆっくりと話している。
「Vtuber……にじさんじに、入る気ない……?」
しん、と一気に静まり返る。にじさんじに入る…?
脳がいきなりの出来事に追い付かず、思考が停止する。
会社を辞めろ、ってこと……?まあ俺も辞めたいとは思っていたけど。
「……ご、めん…ちょっと考えさせて貰ってもいいかな?というかそもそもそれって何をする仕事?」
やっと口を開くことが出来て、思ったことを全部ぶつける。でも、正直これを言っている今もまだ状況が理解出来ず、混乱している。
「あ、ごめん、僕らばっかり話しちゃって…。えっと、何て言うのかな………葛葉」
「…え!?……百聞は一見にしかず、だろ。見た方が早い。俺らの名前検索したら色々出てくるからさ、それ見てみれば?」
今言うことじゃないかもしれないけど、結構葛葉くんと打ち解けることが出来たんじゃないかな。最初は彼がたじたじで、あんまり口を開かなかったのに、今ではこんなアドバイスまでしてくれる。
「わ、分かった。ごめんね、直ぐ返事出来なくて」
「…そんなに気軽に決められることじゃないと思うからね。よく考えて決めてよ。結果がどんなのでも僕は応援するから。」
さて、また忙しくなりそう、だ。
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gibyaso754(プロフ) - 名前変換できるようにして欲しいです (1月22日 8時) (
レス) @page4 id: 1e4176b142 (このIDを非表示/違反報告)
はーしーですよ。(プロフ) - その後2人が楽しく配信出来たのか気になる所！これからも応援します。 (5月9日 22時) (レス) id: 83bbff44cf (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご(プロフ) - 33さん» コメントありがとうございます！面白いなんて言っていただけてとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2022年7月29日 13時) (レス) id: 96896c9c2e (このIDを非表示/違反報告)
33 - めちゃくちゃおもしろかったです!!!!!更新頑張ってください (2022年7月29日 13時) (レス) @page33 id: ce81fe4080 (このIDを非表示/違反報告)
あおりんご(プロフ) - 綺羅さん» コメントありがとうございます！やっとですね笑！楽しんで頂ければ幸いです！ (2022年5月25日 22時) (レス) id: 9a72bcc81d (このIDを非表示/違反報告)
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