<リレー小説版>GO！勇者育成学園！〜入学編〜

戦うしか無い！【勇学クラブ】 ページ42

健太side

健太「ま、マジかぁ…！」

普通、大怪獣なんて見ないもんなぁ…

勇助「ど、どうする！？戦ってる人いるけど…やっぱり僕達も戦った方が良いのかな！？僕は戦力外だけど！」

つばき「戦った方が良いよ、一年の皆戦ってるし、何よりこんな一般の人が多い勇学でこんな怪獣暴れたらまずいよ！」

学「うーん、色々突っ込みたいですが…今は未来の勇者として、一般市民を守るまでですね！」

正義「何で、先生や先輩達は手を出さないんでござるかねぇ…」

確かに！忍者は目のつけどころが違う！

吹輝「それは全てが平穏に終わりを告げたらゆっくり考えるとして、能力はこういう時に使う物だろ！」

正義「そ、そうでござるな！よーし、くらえー、名も知らぬ怪獣！」

名前つけた方が良いかな…
例えばデカとか、デカイジュウとか、後…

勇助「健太、まさかあの怪獣に名前付けてないよな？」

健太「ドキッ！…い、いやぁ？」

流石幼馴染み…俺の思惑は全て読み取られていたのk

つばき「よーし、皆も戦ってるし！戦うしかない！」

勇助「皆頑張れ！僕は影から皆を応援しているよ！」

吹輝「能力ないなりに頑張れよ！」

正義「早く戦わなくては！他の者に倒されてしまうでござる！」

よーし、やってやる！！！！！

学「今こそ『完璧分析(パーフェクトスコープ)』を使う時！えーと…怪獣の弱点分析したのなんて初めてですよ…(ﾎﾞｿﾎﾞｿ」

つばき「学君、弱点分かり次第教えてね！」

学「承知しました！」

おー、つーちゃん、早速凄い勢いで炎の玉を怪獣にぶつけてるよ！

健太「皆で協力しないと！」

俺も、ボーッとしてたら怒られるから、能力発動だ！
いつも持ち歩いている絵の具を溶かして筆につける。

健太「何書こっかな〜♪」

吹輝「悩むなー！！」

正義も何か凄い！
手裏剣投げてるぅ！
凄ぉい！

学「うーん、怪獣の体は大きいから見回るのが大変です！
…健太さん、貴方は絵を描いては？」

健太「はっ！」

すっかり忘れてたよ！
…えぇい、怪獣には怪獣だ！

健太「でーきた！
出てこい怪獣！」

俺が命じると…

「ワン！ワン！」

皆「はぁぁ！？」

は？何で犬？俺は怪獣描いたのに？

勇助「耳でかく描きすぎ！後怪獣は四足歩行じゃないから！」

成程！

…あ、ただ巨大な犬が、怪獣の目の前に…！

皆「ええええええ！？」

つばき「どうなるのこれ！？」

観戦中【鶴城 翔矢】→←天井から【華園姉弟】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す