<リレー小説版>GO！勇者育成学園！〜入学編〜

白黒双子【華園姉弟】 ページ3

＊

同時刻…

るな「おーい！るい！急がないと入学セレモニーに遅れちゃうよ！」

どでかい門から少し離れたところで白髪の少女こと華園るながそう叫ぶ。

るい「まあまあそう慌てずに行こうよ。ね？るな姉。」

黒髪の華園るい…るなの双子の弟はるなをうっとりとした目で見ながらも早歩きで隣に並んだ。

るい「…今日も相変わらず可愛いねぇるな姉は。」

るな「…るいは相変わらずって感じ…てか、勇学育成学園ってここだよね？？」

るい「うん、あってると思うよ〜。」

るな「……一緒のクラスになれるといいねぇ。」

微笑みながらそう言うるなに相変わらず可愛い、天使等と思っているるい←

るい「るな姉。俺たち、二人でちゃんと此処を卒業して二人でこれからも仲良くやっていこうよ。……俺はルるな姉から離れることはないしね。」

過去に何かあったかのような言い方をしながらるいはるなの手をギュッと握る。

るな「！…そうだね！」

一瞬目を丸くしたが、それもすぐ変わり、はにかむように、苦笑いするように笑う。

るな「ほら行くよ！」

手を繋ぎながらたったかと走っていく白黒姉弟。

今日も相変わらず仲良しである。


るい「……るな姉に手ェ出す奴は締めなきゃなぁ…」

るな「それはやめてね？？」


……仲良しである。

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