<リレー小説版>GO！勇者育成学園！〜入学編〜

LETS入学セレモニー！【勇学クラブ】 ページ20

No side

つばき「…？」

つばきは、一瞬首に謎の違和感を感じ、首を触ってみた。
だが何にもない。
あるとすれば空気。

つばき「気のせいか…」

健太「何がー？ってか一年どんどん入って来てるよ！」

勇助「あと少しで入学セレモニーか…先生が来るまで、一応待っとくかぁ」

皆「うむうむ」


彩芽「よし、刺さった♪
今日も腕は鈍ってないねぇ、暇だしちょっと見ていくか♪」

今の勇学生徒が知るよしもない人物…『魔王軍特別幹部』の刹希彩芽はニコリと笑うと、ばれない様に木の上から上に素早く走っていった。



健太「うぇーい！大絶賛ヒマだー！」

吹輝「イェーイ」

勇助「誰が絶賛したんだよ！
…あっ、机に名前書いてあるじゃん、座ろう」

つばき「私達近くじゃん！」

5人は6人1組のグループならば同じ班になれる、こう言う↓
健太 勇助
つばき 知らん生徒
吹輝 正義
と言う座席だった。

つばき「ここには誰が来るのかな？」

健太「いいやつだと良いなぁ…」

勇助「そりゃ、それに越した事は…」

すると、ガラッと教室の戸が開いた。
早くも出来た友達と喋っている他の生徒には見向きもされず、メガネ+白衣のザ・ガリベンスタイルの男子が、ハァハァ息を切らしつつ自分の席を探している。

健太「…もしや、アイツ？」

正義「エリートに入りそうでござる…」

皆で噂していると、

？？「あっ！ありました！」

と、つばきの隣の席を指差した。

勇助「ここに座るの君？」

？？「はい、そうです！皆さん、宜しくお願い致します！」

皆(稀に見る話せるメガネだ…)

？？「僕の名前は…」

ちょうどその時！

？？「ハーイ、皆！」

1-N「！？！？！？」

ハート「私がこの1-Nの担任、ハールト・ライムよ。
ハート先生って呼んでちょうだい。
…うんうん、今年も可愛い子が揃ってるじゃない」

急に現れた先生は、教師としてギリギリOKなのか？位の格好と体型をしていた。まさしくグラビアモデル。

つばき「えっ？何っ？」

ハールト「早速で悪いんだけど、今から入学セレモニーがあるので講堂に向かうわ。
迷うからちゃんと着いてきてね！」

正義「さ、騒がしいでござるなぁ…ウフフ、それにしても美しい先生！」

目がニヤニヤしてて気持ち悪い正義。

勇助「…よし、行こう」

皆「…オウ」

迎えに来たと思えば逆に【八神雪菜】→←偵察【刹希彩芽】

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