<リレー小説版>GO！勇者育成学園！〜入学編〜

でっけぇ入り口【勇学クラブ】 ページ15

吹輝side

健太「すっげー！でっけー！やっべー！」

吹輝「デカッヤバッ今まで見た建物の中で一番デカイ」

勇助「ここが勇者育成学園…！」

正義「なんと壮大！ここだけで充分迷子になれるでござる！」

つばき「おっきーい！…て言うか向こうにもうひとつあるよ！？」

俺達は、目の前のヤバイ大きさの建物に、一人一人感想を漏らしていた。
だって、ヤバイよこれは！でかすぎ！見上げてたら首痛くなるわ！

勇助「ここは教室とかがある『学習舎』。向こうにあるのは購買だったり寮とかがある『私用舎』。
どっちも、毎月迷子者が出るらしい」

皆「ほえ〜〜…」

つばき「皆は何クラスって書かれてた？
ほら届いたじゃない、
『貴方は厳正な審査のもとこの勇者育成学園で学び勇者を目指す事を許されました』とか言うやつ！
そこに、一時的ではあるけどクラス書いてあった筈！」

皆「俺達はノーマル」

つばき「私、本当はエリートって書かれてたんだけど、ノーマルの方が面白そうだし、ノーマルに変えてもらった！」

皆「え〜〜！！」

皆でどよめく。

勇助「だ、だって、エリートの方が立場上上だよ！？ノーマルを見下せるし！」

つばき「嫌だよそんなの。
よく言うでしょ？『天は人の上に人を〜』とか」

正義「うむうむ、身にしみる言葉！」

健太「おでんじゃないんだからしみてどうすんだよ。
さ、まず教室いくらしいぜ！いこー！」

皆(こいつバカだわ…)



正義「何で、勝手にクラスが選ばれるのでござるか？」

ひっろいロビーを抜け、ひっろい廊下を歩く俺達。

…ここ一応学校だよな？ホテル並みのロビーあったんだけど…

勇助「一応、小学校の時の成績とか能力の扱えてる具合とかを一人一人グラフ化して、一定以上はエリートらしい。ただ、その一定が物凄く高い」

吹輝「成程ねぇ」

地味に納得する俺。

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