: ページ22
，
少し離れた場所からズカズカと歩いてきたホシ。
ぐっと彼女の腕を引っ張れば
痛そうに顔を歪めていて。
ホシはAが居なくなってから、何かと雑になっていた。周りが見えていなくてどこか上の空。
それでもここにいる彼女が現れた時には、元どおりになったと思ったのに
HS「どういうつもりだよ」
「オッパ、違くて 「黙って」
ほら、お前は何にも見えていないんだよ。
せめて好きな女くらいちゃんと見てやれよ。
まぁ本当に好きなのかは分かんねぇけど
WZ「お前の代わりにAを守ったんだよ」
HS「は？分かんねぇよ」
WZ「分かってどうすんの？
お前には何もできないよ」
HS「っ！いい加減にしろよ」
分かってんの？今、お前に後ろで怯えているA。
お前が散々傷付けて、振り回して 堕としたんだぞ。
もう良くね？俺にくれない？
WZ「俺は、お前なんかよりずっと、
そこにいるAを守れる自信がある。愛してる。」
ホシの後ろに隠れている彼女に向かって 2回目だけど。これくらいの覚悟があるんだって事分かって。
HS「これ以上言ったら、
お前の事殴るかもしれない」
詰め寄ってきたホシは、相当頭に来てるな。
顔が真っ赤だし、腕に筋まで入ってる
WZ「やってみろよ、Aの前で」
ぐっと歯を食いしばって一歩下がったホシ
WZ「俺は、今のお前が大嫌いだ」
捨て台詞ってこういう事なんだな。
俺はお前から学んだ事が沢山あるよ。
，
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 536人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「SEVENTEEN」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぴ(プロフ) - うわぁ、すごく…良い作品でした…語彙力が足りないのですが、最後の終わり方がとても素敵でした (2月23日 8時) (
レス) @page40 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
於音###(プロフ) - 完結おめでとうございます！！感激、感動しました。あまりにも切なくて、何故ウジは記憶があるのか。それがユンギの優しさなのか試練なのか。報われない恋を2度したウジと命を救われた記憶を失ったホシ。違う意味で苦しいなと感じました。本当に素晴らしかったです。 (2022年11月11日 3時) (レス) @page39 id: 496f51af64 (このIDを非表示/違反報告)
名無し54892号(プロフ) - 最後…凄くゾワッとしました…勿論良い意味で！！物語の構成が素晴らしすぎてこんな作品中々出会えないと思います…！語彙力がなくて伝え切れませんがとにかく凄かった…！面白かった！と言うことをお伝えしたいです😂素敵な作品をありがとうございます！ (2022年9月7日 22時) (レス) @page40 id: 1445cdbb12 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - うすすさん» うわ〜ありがとうございます（ ; ; ） 私の作品で感動してもらえるのは本当に嬉しいです（ ; ; ）こちらこそありがとうございました(^^) (2020年5月22日 22時) (レス) id: 3e35ecee6b (このIDを非表示/違反報告)
うすす(プロフ) - 完結した…。最後がもう感動というか…、とにかく最高です。さささ。さんの書く物語の終わり方がぶわっっってなるのがもう本当に素晴らしいの一言に尽きます。ウジが報われないのもんん…という感じで面白かったです。素敵な作品ありがとうございました！感動した…。 (2020年5月13日 18時) (レス) id: a2b2c72b52 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さささ。
| 作成日時：2020年4月17日 21時
