【暗殺教室】カルマ君と同じ停学明けの女の子３

リングの時間２ ページ23

カルマside

誰もが予想できなかったイトナ君の正体。


そういうことね。
そりゃ雨の中手ぶらでも濡れないわ

全部触手で弾けんだもん。


殺せん「どぉこぉだ……！！！！！」

業「！」

殺せん「どこでそれをてにいれた…！
その触手をっ！！！！！」


殺せんせー、ド怒りだ。

シロ「君に言う義理はないねぇ殺せんせー。
だがこれで納得しただろう？

両親も違う、育ちも違う。
でも、この子と君は兄弟だ。
しかし、怖い顔をするねぇ

なにか、嫌なことでも思い出したかい？



ぁあ、ちなみに、このクラスにもきみの『きょうだい』がいるかもね。」

業「…？」

どういうこと？
でも俺の仮説が正しければ…
『このクラスにも触手持ちがいる』
っていうことになる…。

ーーーーーーーーーー

奥田「なにかにずっと耐えてるような…」

ーーーーーーーーーー

まさか、ね。

殺せん「どうやら、あなたにも話を聞かなきゃいけないようだ…。」

シロ「聞けないよ？

死ぬからね。」

業「！」

突然目の前に光ったのは

シロ「この圧力光線を至近距離で照射すると、君の細胞はダイラタント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する。

全部知っているんだよ。
君の弱点は全部、ね。」

『…っへ、ストーカーかよ』


目の前で大乱闘が繰り広げられる。


村松「やった！？」

寺坂「いや、上だ！」

殺せん「…ﾊｧ…ﾊｧ…」


殺せんせーが息切れしてる。
今までで一番ダメージを与えたのかもしれない。



なのに。

なんなんだろう、この気持ちは。



まるで、後だしじゃんけんのように次々出てきた殺せんせーの弱点。
本当ならそれは、俺達がこの教室で見つけたかった。

俺達の手で



殺したかった。



シロ「」足の再生も終わったようだね。
さ、次のラッシュにたえられるかな？

殺せん「…ここまで追い込まれたのははじめてです…
一見愚直な試合形式の暗殺ですが、実に周到に計算されている。
あなたたちに聞きたいことは多いですが、まずは試合に勝たねば、しゃべりそうにないですね。」

シロ「まだ勝つ気かい？
負けダコの遠吠えだね。」

殺せん「シロさん。
ひとつ計算にいれ忘れていることがありますよ？」

『カルマ、ナイフ出しとけ』

業「…なんで？」

『いいから。』




シロ「ないね。私の計算方法は完璧だから。









やれ。」

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