探検!特訓!ワイルドエリア [キバナside] 4 ページ49
ナックルシティには戻っていないという事はまだワイルドエリアのどこかに居るはずだとリーグスタッフへの礼もそこそこに駆け出そうとするとリーグスタッフが言った一言に背中を冷たい汗が伝った
｢昨日からこの先の巨人の帽子エリア付近で原因不明の霧が発生しまして
今はなるべく近付かない事をオススメします｣
キ｢分かったありがとう｣
フライゴンで移動している時に見えた白いのは雲じゃなくて霧だったのか
とりあえず昨日のワイルドエリアの天気を調べ晴れていた場所を探す事にしたのは良いのだが昨日の昼過ぎから夕方までワイルドエリア全域で大雨が降ったらしい
エリアによって天気が変わるワイルドエリアでも今までそんな事はおきたことが無かった
しかも普段なかなか発生しない霧が出てるのも不思議だ………まさかとは思うが迷い込んでいたりしないよな……?
嫌な思考を振り払うように頭を軽く振りまずは昨日は晴れていた巨人の鏡池エリアに向かった
キ｢この辺りは確か晴れてるとフライゴンが出るんだよな……｣
ドラゴンタイプが大好きなAの事だその辺はぬかりないだろうと思い周りを探してみたがテントをはっているのは見知らぬトレーナーばかりで話を聞いたところAらしきトレーナーは見ていないとの事だった
他に昨日晴れてたエリアは逆鱗の湖だがまだAはあのエリアには行けないはずだ
………つまりある程度天候が悪くてもテントをたてたか巨人の帽子エリアに迷い込んでいるか………
昔今回のAのように連絡が取れなくなったダンデが数日霧の発生した巨人の帽子とナックル丘陵の境目付近で見つかった事があった今のダンデの手持ちに居るギルガルドはその時に出会ったポケモンらしい
キ｢王の素質のある人間を見抜く………ねえ｣
他の地方の文献に乗っていたギルガルドについての一文の通りダンデは今ガラルのチャンピオンと言う名の王様だ
まあそれは置いといて……
心配そうな表情のフライゴンの頭を撫で巨人の帽子へ向かう
目的地につく頃には日付が変わっていた
[クルル…]
キ｢そろそろ眠いか……ありがとうな
後はオレ1人で何とかする｣
フラフラと低空飛行をしていたフライゴンをボールに戻し坂を上りきるとナックルシティの街の光が見え霧が出たなんて嘘なのではと思えるほど晴れわたっていた
キ｢空飛んでる時は何か白かったよな…｣
キョロキョロと辺りを見回していると聞きなれたポケモンの声が聞こえた
探検!特訓!ワイルドエリア [キバナside] 5→←探検!特訓!ワイルドエリア [キバナside] 3
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 286人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ポケットモンスター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) @page14 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ウールーと共にwww (2020年1月13日 1時) (レス) id: 67362f68ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちん(プロフ) - 初めまして！小説読みました！すごく面白くてよかったです！！とくにカレーの！カレーにヤドンのしっぽに笑いました！これからも頑張ってください！(*´∀｀*) (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5fc00616f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：つばさ
| 作成日時：2019年11月30日 23時
