開会式 2 [キバナside] ページ4
Aが小さく頭を下げジムリーダーであるオレ達を振り向く実際には数秒の動きなのだろうがオレには会場の歓声がどこか遠くに聴こえ視界にとらえたAの動きがゆっくりと動いて見えた
靴と上着は男物か?とか
ズボン短すぎだろ!とか
いつの間にかあんなにデカくなったんだなとか
考えていると隣に居たルリナに腕を小突かれる感覚に意識が戻りいつの間にか開会式が終わっていることに気がついた
ちょっと前まで抱き上げるだけで満面の笑みで頬を緩ませていた小さな小さなAは居らず
先程まで目の前でオレのポケモン達と同じドラゴンタイプのフライゴンと並んで立っていたAの姿を思いだすと心臓が早まり全身を異常な程のスピードで血液が回っている感覚に冷や汗を流しながらも口角が上がるのを抑えられなかった
ル｢Aちゃんって言ってたっけ?
とても可愛かったわね｣
サ｢そうですね
あんな小柄な方がドラゴンタイプのフライゴンと現れたのにはとても驚きました｣
ヤ｢チャンピオンの従妹って聞いたけど…本当なのかな?｣
ヤローの言葉に全員の視線がオレに集まる
ダンデの事はとりあえずオレに聞いときゃなんとかなるみたいな考えあるよな絶対
キ｢正真正銘ダンデの従妹だ
オレさまも何度か会ってるが……覚えて無いだろうな｣
ル｢そうなの……｣
ヤ｢さて………今年はどんなチャレンジャー達と出会えるのか楽しみだなあ
僕は最初のジムだから戻りますわ｣
ル｢私も早めに戻らなきゃ｣
ポ｢私は………ブティックで買い物でもしてから帰ろうかねぇ｣
カ｢それならご案内しよう｣
続々と控え室を後にするジムリーダー達を見送った後今日は特にやることも無い為久し振りにワイルドエリアでキャンプでもしようと一旦ナックルシティの家に帰りマップで天気を確認し晴れているキバ湖の瞳へ向かうことにした
オレのポケモン達は寒いのが苦手だからな今日はトレーニングでも無いし日向ぼっこでもしてカレー食うか
目的の場所に到着しポケモン達を遊ばせている横でテントを組み立てているとミロカロ湖にかかっている橋のある方向から衝撃音と共に煙が上がり続いて聞こえたポケモンの叫び声に組み立て途中のテントを置いてフライゴンの背に乗った
上空から煙の原因を探っているとミロカロ湖の更に奥巨人の腰かけ辺りでポケモンがバトルをしている事が確認できた
ジュラルドンとサザンドラを確認し砂ぼこりの中人影が見えた気がした
ワイルドエリア [キバナside]→←開会式 [キバナside]
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) @page14 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ウールーと共にwww (2020年1月13日 1時) (レス) id: 67362f68ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちん(プロフ) - 初めまして！小説読みました！すごく面白くてよかったです！！とくにカレーの！カレーにヤドンのしっぽに笑いました！これからも頑張ってください！(*´∀｀*) (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5fc00616f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2019年11月30日 23時
