Merry Christmas (番外編) 8 [キバナside] ページ30
とりあえずデートの意味を正そうとAを剥がしAの肩に手を乗せ目をあわせる
キ｢Aいいか?
まずデートはカップルがあーやってでかけてるのがデートだ｣
『じゃあダンデ兄とかとのデートは?』
キ｢そりゃただの買い物だ｣
『そっか……………あれ?
じゃあキバ兄とデートってことは…………』
少し考えたAの頬が染まっていきAが視線を落とした事にやっと状況を理解できたかとAの手をとりなおす
キ｢意味分かったな?
って事でオレさまとデート………するか?｣
『…………する』
顔を俯かせ小さく頭を動かしたAにニヤケが止まらずAの頭を軽く撫で手を引いた
キ｢よーし
そうと決まれば店回るぞ｣
『わわっ
待って待って!』
Aの歩幅にあわせ真横に立つとモゾモゾと繋いでいた手をAが動かしている事に気がつき少し力をゆるめてやると小さな指をオレの指に絡めてきた
簡単にいえば恋人繋ぎだ
キ｢おま……………どこで覚えてきたんだよ……｣
『カップルはこうやって手を繋ぐんだって
ギーマさんに教えてもらったの』
キ｢ちょっとまて
誰だそれ｣
『イッシュの四天王の1人だよ』
キ｢…………そいつとは"デート"してないよな?｣
『うん』
キ｢なら良い｣
『"お買い物"は行ったよ』
キ｢前言撤回
それはつまり……｣
『ダンデ兄の言ってた"デート"』
キ｢もしかしてそこで教えてもらったのか?｣
『うん』
それはもう気の毒としか思えねえな
デートのOKをもらったと思っていたのにAは買い物に誘われたとしか受け取ってなかったワケだ
…………Aに釘指しとくか……
キ｢A1つ言っておくぞ｣
『うん』
キ｢デートはオレさま以外としたらダメだからな｣
『なんで?』
キ｢なんでもだ
"買い物"ならしても良いからな｣
これで"デート"は断るはずだ
Aと繋いだ手を持ち上げロトムにAの顔が写らないように写真を撮らせポケスタに上げるとすぐにネズからコメントがついた
キバナ
{クリスマスデート♪}
ネズ{ダンデに通報しておきました}
ふざけんなやめろ!!!
ネズのコメントに焦りを感じているとロトムが着信を知らせその画面に表示された名前に血の気が引いていく
キ｢よおダンd……｣
ダ｢今どこにいるんだ｣
キ｢え………ぁ……シュートシティ｣
ダ｢そこを動くなよ｣
逃げるか
強制的に切られた通話に周りを見回しカフェに駆け込んだ
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) @page14 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ウールーと共にwww (2020年1月13日 1時) (レス) id: 67362f68ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちん(プロフ) - 初めまして！小説読みました！すごく面白くてよかったです！！とくにカレーの！カレーにヤドンのしっぽに笑いました！これからも頑張ってください！(*´∀｀*) (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5fc00616f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2019年11月30日 23時
