Christmas Eve (番外編) 4 [キバナside] ページ26
家に着きAを抱えたままリビングに入るとヌメラ達がすぐに寄ってくる
それを踏まないように気を付けながらソファに腰を下ろしAを後ろからホールドする形で抱きしめなおした
『ヌメラとナックラー久しぶり〜』
[ヌメ〜]
[キュルル]
足下に集まるヌメラ達に手を伸ばすAの腰に回した腕に少し力を込めヌメラ達に視線を送った
キ｢悪いなお前達
今日はオレさまが独占する日だ｣
[ヌー!]
[ギュー!]
言いながらAの頬にすり寄りニヤリと笑うとナックラー達が足を噛みヌメラ達は抗議するように声を荒らげる……が
そんな事されても離すつもりは毛頭ない為Aの肩に頭を埋めた
キ｢聞こえねー
聞こえねー｣
[ヌメー!!!]
つい勢いでつれてきたは良いが最近バタついてたせいでクリスマスの準備なんぞ1つもしていなかった今日のクリスマスイブパーティーもダンデが夕方唐突に来て連れていってくれって言われたから行っただけに近いからな…………
とそんな事を考えているとポプラさんの家で見たAとピンク野郎が話していた場面を思い出す
ネックレスとかAに着けさせよう
牽制だ牽制
明日午前中に探しに行こうそう思い顔を上げるとAの視線が部屋の一部に積み上げられた箱の山に向けられている事に気がついた
キ｢どうした?｣
『あれって…』
キ｢あー……ファンからのプレゼントだな
手作りの物と身に付けるものは全部断って食い物はジムトレーナー達と一緒に食べて
あれはアロマキャンドルとかすぐに消費できないやつ｣
『なんで山積みになってるの?』
キ｢忙しくてなー
今日もダンデ達のクリスマスイブパーティーに半ば無理やり参加させられたし｣
『そうなんだ』
ジッとプレゼントの山を見ているAにイッシュのチャンピオンを倒したのだからAにもファンがいるだろうともらったことは無いのかと聞いてみた所イッシュの四天王達が全部断らせていたらしい
『あ!
でもねチャンピオン撃破記念って事でサンヨウジムのジムリーダーさん達がパーティー開いてくれたよ』
キ｢へぇ……そうなのか｣
嬉しそうに話すAに頬がゆるむ
ふとAのカバンから見えた袋を指摘するとAは頬をゆるませた
『これねポプラさん達にもらったの
クリスマスプレゼント』
キ｢何もらったんだ?｣
『ソニアがヘアバンド
ルリナさんがリップ……』
次々と箱や袋を出して行くAが最後に出した箱に眉間にシワが寄った
『ビート君は時計くれたんだよ』
キ｢は?｣
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) @page14 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ウールーと共にwww (2020年1月13日 1時) (レス) id: 67362f68ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちん(プロフ) - 初めまして！小説読みました！すごく面白くてよかったです！！とくにカレーの！カレーにヤドンのしっぽに笑いました！これからも頑張ってください！(*´∀｀*) (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5fc00616f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2019年11月30日 23時
