【あんスタ】私達の星奏館11【月永レオ】

Feb.348 ページ14

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｢てか、俺の方が4歳も歳上なんだから、もっと敬いなよ。手伝うとか生意気すぎ｣

｢4歳…？凛月さんって高校3年生ですよね？だったら、3歳差…｣

｢俺、1年留年してるから実際はAと同い年。｣

｢素行不良ってことですか？え。尊敬できない。凛月って呼んでもいい？｣

｢ほんっとこの姉弟チョ〜うざぁい！！｣








｢あんたらうるっさい！｣と女の子の声が上から聞こえた。｢お店で騒ぐなっ！｣と怒ってるAの声が1番大きいんだけど。







｢てか、凛月も泉の真似しないの｣

｢セッちゃんの口癖って伝染る｢泉って瀬名泉さんのこと？｣…。｣

｢そうそ｣






俺の発言の途中でAに口を手で塞がれた。そして、耳打ちされた。






｢陸斗、レオの影響で泉のこと好きで応援してるから、あんまり変なこと吹き込まないであげて。お願い｣

｢あ〜、だから、洋服もオシャレなのか…｣







｢陸斗は周りに影響されやすいからね…。泉が載ってる雑誌とかよくチェックしてるし…｣と言うから｢ふぅん｣と零した。






とりあえず、ニヤニヤしてるりっくんに舌打ちしといた。






｢さっきまで、凛月さん凛月さんって可愛かったのにさぁ…｣

｢でも、『悠久の死神』はほんとにかっこよかった！明日、友達とまた見に行く！｣

｢…っ…！｣






あぁ、もう…！なんだかんだ言って俺も『お兄ちゃん』だよねぇ…。








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