【あんスタ】私達の星奏館8【月永レオ】

Nov.248 ページ5

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『圧巻』





その一言に過ぎない。Knightsのパフォーマンスはライブではよく見るけど、こういった感じのPVとして観るのは初めて。始めのワンカットシーンでは、Knightsらしい個人の良さも出ている。なんというか、その、かっこいい





「どうだった？」




泉にそう聞かれて、「…めっちゃ良かった…」と答えれば、「悔しそうに褒めるのAらしいなっ、わはは」とレオに笑われた。






「で、紙は書けたわけぇ？」





と持っていた紙を奪われる。





「ちょ、」

「…半分くらいは書けてるのか」

「あ、俺が振り間違えたとこも書かれてる。バレてたかぁ」

「ちょっとぉ、これって1サビまでしか書けてなくない？」

「！だ、だって！」






「言い訳無用！」なんて言われながらも「レオがっ」と声を出せば、全員？を頭に浮かべてこちらを見た。







「おれ？」

「レオがう、ウインクするから…み、見とれちゃった」






どんどん小さくなる声。「はぁ」と泉のため息が聞こえる。






「ここに来て惚気ないでくれない？やっぱり今日呼んでよかった。昔のあんたなら絶対そんなこと無かったのに。そんなんでれおくんのプロデュース務まるわけ？」

「…！」

「ちょっと、セッちゃん！」

「Aちゃんだって久しぶりなんだから、仕方ないわよねェ。泉ちゃん、そんなカリカリしちゃダメよォ」







昔のあんた…？昔と今を比べないでよ！そういうのが1番嫌いだって泉だって分かってるはずなのに！










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