幹部と脅威 ページ23
中庭を抜け城内を歩く。ラボは城から少し離れた場所にある。理由?爆発したり燃えたりするからだけど?
まぁ、この城異常なほどデカイんだよな。敵が侵入しても迷って来れない様にするためでもあるから仕方無いけどね。
フンフンと鼻歌まじりに歩く。
そして、避ける。何故?
私の丁度額位の位置に向かってナイフが飛んできたからだ。
『何してんの、ゾム』
ゾ「ありゃりゃ、避けたんか?相変わらず強いなぁ」
ニヒヒっと笑って現れたクリーパーパーカーのゾムさん。めっちゃご満悦なんですけど、何なん？
『ナイフ飛ばすとか殺す気かな？？分かってる私は今子供だぞ?』
ゾ「さっき、リンクとの試合見とったけどバリバリ勝っとたやん」
『伊達に幹部してた訳じゃ無いもの。それで?何か用があるん？』
そう聞くとフワッと笑うゾム。コネシマ達も充分に犬だけどゾムもだいぶ犬よりだと思うんだよね‥。まぁ、最初は大変だったけど。
ゾ「右腕、見せてや」
『ん？』
言われた通りに見せると袖を上げ「やっぱり…」と呟いた。
『どった？』
ゾ「‥俺の跡が消えとる。」
跡？と聞き返すと「ん。」と頷く。
ゾ「俺と戦った時の跡、俺が唯一ライにつけれた跡が無いんや‥」
『あぁ‥あの時の‥。でも、ソレがどうした?』
マジでそれがどうした？あの時の傷はゾムも気にしてたはずだから喜ぶとでも思ったんだけど
「ソレ?って何言ってんや。アレは俺がライと始めて出会って始めて戦った俺の俺だけの証や。他の奴等はもっとらん俺だけの。そんな最高の証なのに何言ってんや!」
捲し立てる様に言う。それに違和感を感じる。ゾムがここまで荒れる事は無い。元最強の暗殺者なんだから。
『ゾム‥?』
ゆっくりと呼びかけるとハッとしたように私を見て顔をしかめる。
ゾ「す、すまん!今のは無かった事にしてや！あと、こっから先行くんならコネシマ達が喧嘩しとるから右行った方が良いで!んじゃ!」
そう言うとめっちゃ猛スピードで去って行った。何だったんや…
ゾ(‥‥‥跡、今度つけないとな‥)
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猫狗 - 僕もsnさん推しです！わぁ、同士ぃ...神作ありがたいっす...あと途中で出てきたリンクが某神ゲーの主人公味がぁ... (12月28日 14時) (
レス) @page16 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 神作品をありがとう！！！！（初コメですすいません） (6月21日 16時) (レス) @page21 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
社畜 - うおお…我々メンバーの個性身内ネタ満載や…すげぇ…文に才能を感じる… (2023年4月7日 2時) (レス) @page3 id: 1e15dc8a80 (このIDを非表示/違反報告)
はいちゅううまぴ - あっあっ( °Д° )好きぃ( °Д° ) ありがとうございますぅ( °Д° ) (2022年4月30日 14時) (レス) @page13 id: 466fb15abb (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾟｶ! - Snさん推しです！声や発言？も面白いので、過去の動画見返してます。 (2021年7月20日 21時) (レス) id: 213e57cdca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2019年6月1日 19時
