5 ページ7
Side…？？？
「此処が城か……。」
恐ろしい程に大きな西洋の城は俺を迎えた。愛馬を落ち着かせながら前へと進む。金の払いは良い。国の王女様の護衛だからか巨額を投じてくれた。どうやら、この国の国王も女王も王女にデロデロらしい。
国の情勢は最悪だった。まぁ、今時何処の国もそんなものだから別に良い。何処の国も上の人間はクソ野郎ばかりなんだから。
写真を見せて貰った限り美しい王女様だと思った。何処にでも居る可愛らしい王女様。国王と女王の誰とも似ていないが優しそうな桃色の瞳の持ち主だった。
そして、その王女様は3人の護衛が既に居る。何でも王女様自らが選んだ俺と同じ位の子供らしい。そして、全員が美形だった。どうせ美形で選んでいるんだろう。今までそんな国の王女や姫は何度も見た。自分で言うのもなんだけど俺もそこそこ顔は良い。だから王女様にも気に入られるはずだ。
美形で選ばれようが何で選ばれようがどうでも良い。
俺は住む所と金が手に入れば別に良い。
そうだ、別に良いんだ。なんであろうと…。俺は護衛として自分の仕事をするだけだ。
護衛以外に深く干渉はしない。
それが、流れ流れで動く俺の決まり事だ。
そう心に深く思いながら、俺は門をくぐった。
何処からか視線を感じながら。
tn「…A様、護衛人が門をくぐりましたよ！そろそろ行かなあかんから書類置いて！ほらスーツからドレス着替えてください!」
『まだ平気だろう。』
gr「A様、変な奴を置くのはもう一度考えるべきだゾ!!命令をくれれば直ぐに消すから命令をくれ!」
『却下。落ち着けグルッペン。』
em「A様、私も今回ばかりは不審者を招くのは『エーミール、グルッペンを止めてたらご褒美やるぞ。』直ぐに止めますね!」
こんなやりとりが城内であるなんて知らずに。
☆☆
過去最高2位と中毒性のあるとのコメント及び全てのコメントを皆様ありがとうございます!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1674人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もこ(プロフ) - 初コメ失礼しますね！私逆ハー大好物なので嬉しいです！wrwrdの人たち全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってくださいね！ (2023年4月12日 19時) (
レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員に愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年11月1日 20時) (レス) @page33 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - …更新無いの、悲しいです。 (2022年5月24日 22時) (レス) @page33 id: 96153f3877 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 更新お願いします (2022年2月27日 12時) (レス) @page33 id: 96153f3877 (このIDを非表示/違反報告)
. ̫ . - この作品めちゃくちゃ好きです、、、更新待ってます。 (2022年1月7日 19時) (レス) @page33 id: d0a20ce8d6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鏡
| 作成日時：2020年3月1日 8時
