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そう言うとトントンが附向く。はぁ、とため息をつくと手にある電子端末を差し出してきた。起動させると、国に蔓延る悪人貴族の情報だった。
tn「…A様のお力に少しでもなりたくって…だって、A様は俺を彼処から出してくれたんや…。だから、頑張りました…!」
それにため息をつくと、駄目でしたか！？と慌て顔を見せるトントン。そんなトントンを再びグッと引き寄せる。
『俺はお前に頼んでいない。それなのに資料を寄越した。しかも、こどれも重要情報を。これを手に入れるなんて苦労しただろうが。いつから用意してた…？』
tn「…1年程前です…。」
『俺がトントンを拾ってからか。はぁ、確かにその内潰すクソ貴族共の情報は役に立つ。感謝する、トントン。』
tn「A様のお力になれたのなら嬉しいんでええんですよ！『だが…!』」
『分かってんのか？俺は、お前に睡眠を摂る様に命令したはずだ。それを破ったのは誰だ？お前だよな、トントン。』
微笑みながら言えば、すみませんと涙目になるトントンの頭に手を乗せて頭を撫でてやる。
『反省したならそれで良い。お前は有能だ。居てくれて本当に助かるからこそ、体には気を付けてほしい。俺はお前の体を心配してんだ。分かったか？』
tn「俺のことを…心配して…。畏まりましたA様!」
そう言うトントンからハートマークが飛ぶ。
トントン♥810
本当にこいつは緩すぎやしないか？と頭を撫で続ければ、グルッペンに不満気なグルグルが現れる。こいつ、嫉妬深いんだよな…。
『ほら、グルッペンも来い。よく頑張ったな』
gr「……!!A様…!」
グワッとグルッペンが抱きついてくる。最早ゴールデンレトリバーにしか見えない。
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ぱぁ - Mエミ最高です…！一ヶ月に二回は読みにきてますw (2020年8月19日 15時) (
レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - リクエスト、お答えしてくれてありがとうございます！凄い面白かったです！続編も頑張ってください (2020年3月1日 8時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年2月25日 6時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 階梯さん» 初コメありがとうございます!リクエストお受け致します!!トントン編が終わるまで暫しお待ちを!! (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます!がんばります (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2020年2月13日 11時
