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牢屋を開けさせ、エーミールが出てくる。思ったよりも背が高い。確か、戸籍上だと俺の一歳上だって書かれてたな。
『エーミール、大丈夫か？』
em「はい、だいじょうぶですよ!」
エーミールから♥50という数字が飛ぶ。緩くないか？
塔を出ても、周囲は暗い。このまま、泊まって居る部屋に戻っても良いがエーミールが居るからな。
『仕方ない、車で泊まるか。』
gr「A様、俺とトントンがエーミールを見ているので部屋に戻っても大丈夫だゾ?」
tn「せやで、A様。車で寝たら体が痛くなってまいます。」
『いや、エーミールが心配だから共に居るよ。なんせ、グルッペンは前科ありだからな。』
gr「ウッ…だって、あれはA様の事を心配してやってたんだゾ？」
『そうかもしれないが、俺が部下だと言った以上は俺の犬だ。エーミール、車で寝るぞ。明日の朝、お前の父と母と話をつける。』
em「…はい!」
♥50が飛ぶ。
……………………。
『エーミール？』
em「なんですか？」
♥50
『いや、呼んでみただけだ。エーミール。』
「そうですか…!」
♥50
ゆるいな。名前を呼んだだけで50も上がる奴は初めてみたぞ。あのグルッペンでさえ名前を呼んだら20なのに。
いや、待てよ？
『エーミール、ちょっと俺の前に来い。』
em「なんですか？」
♥50
ちょこちょこと俺の前に来るエーミール。
俺は、エーミールを抱きしめる。
em､gr､tn「？！？！」
あ、中々暖かいな。なんて思いながらエーミールを見てみる。
♥20
やっぱり。グルッペンなら抱きしめると50が普通だ。トントンは20。その代わり、トントンは頭を撫でると最高で50上がる。つまり、エーミールは頭を撫でられる訳でも抱きしめられる訳でも無く、名前を呼ばれるのが好きだと。
em「えっと‥?」
『ん？あぁ、すまん。何となくだｎ「…A様…!!」何だグルッペン。』
名前を呼ばれて振り返ると、わなわなと震えるグルッペン。その上には怒りマークがゆらゆらと揺れていた。あー、まずい。そう思った瞬間グルッペンが俺とエーミールを引き剥がした。
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ぱぁ - Mエミ最高です…！一ヶ月に二回は読みにきてますw (2020年8月19日 15時) (
レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - リクエスト、お答えしてくれてありがとうございます！凄い面白かったです！続編も頑張ってください (2020年3月1日 8時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
階梯(プロフ) - 鏡さん» ありがとうございます！楽しみにしてます！ (2020年2月25日 6時) (レス) id: 98e981bcd0 (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 階梯さん» 初コメありがとうございます!リクエストお受け致します!!トントン編が終わるまで暫しお待ちを!! (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
鏡(プロフ) - 南雲さん» ありがとうございます!がんばります (2020年2月24日 21時) (レス) id: 8609e55ade (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡
| 作成日時：2020年2月13日 11時
