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＿＿＿…
「え？轟と…、夜ご飯…？」
相澤に悩みを打ち上け優しさに触れた日から早一週間
平和に教員寮で課題をこなしていたAは、相澤からかけられた言葉に驚きと疑問で頭がいっぱいになった
今の今まで机にかじりついて勉強していたせいで脳が疲れているのか言われた言葉が上手く処理できなかった
「あぁ、これから轟の家で食事するようだ。気分転換がてらAもどうかって。」
「はぁ…え。それって…どこに行くんですか」
「轟の実家だな」
「実家…」
唐突にお呼ばれしたお食事に
Aは混乱した
何とか処理した内容は、今インターンでエンデヴァー事務所にいる轟、爆豪、緑谷が轟の実家で夕飯を食べるという
エンデヴァーは、今NO.1で全身から炎を出すヒーローで
その人が轟の父親らしい
その実家にAも今、お呼ばれしてるという
「……なんで、俺」
純粋に浮かぶ疑問
「友達を招待してるから、と」
「友達…」
嬉しいような複雑な気持ちが渦をまく
そうしてそれよりも強く不安が膨れ上がった
「 …俺、下手に外でない方がいいんですよ、ね……」
自分は今保護されている身
何より
出歩きたいとも、まだ思えない
だから、保護の名目でここ雄英に身を置くことはAにとって精神的安定で
何の苦もないことなのだ
外に出たくない
そんな思いが真っ先に浮かび
轟に会いたい
その想いがじわりじわりと相反していく
インターンが始まり冬休みだと言うのに1Aのクラスはがらんどうとしており誰もいない
まだ全員に慣れた訳ではないが全員がとてもあたたかく優しい人達の集まりなのだという認識はある
あの団欒にまた交じりたいと思えるほどに好んでいるのだ
そうして、全幅の信頼を置いている轟にはもちろん会えない事が寂しいと思っている
この気持ちはインプリンティングの一種なのかもしれないと、最近生物の勉強をしていて思ったのだ。生まれたばかりの雛が初めて見るものを親と認識しついてまわるように、初めて目の当たりにしたヒーロー、そして守ってくれる存在
その轟を無意識に探してしまう
そばに居たいと思う
今までそんなことなかったこの気持ちがなんなのか分からなかった
その答えが刷り込み、なのだろうとAの中では落ち着いたのだ
．
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みけいぬこ(プロフ) - レインさん» コメントありがとうございます！私も気づいてすぐ更新したのですが何故かすぐ非公開になってしまって汗また載せましたのでよろしくお願いします( т т ) (2022年10月31日 2時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - スズレカさん» コメントありがとうございます💦何度か載せてるのですが何故か非公開になってしまって。上げ直しましたのでご確認お願いします！ (2022年10月31日 2時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 突然すみません！最近の更新話で3の次が5になっていて4が抜けていて話が飛んでいるような気がします。私側の不具合でしたらすみません💦 (2022年10月28日 22時) (レス) id: 569c36d262 (このIDを非表示/違反報告)
スズレカ(プロフ) - 初コメ失礼します。Himmelhoch uitramarinの4話目が非公開になってるかもしれません（違ったらごめんなさい）。いつも楽しみに待ってます。更新頑張ってください！ (2022年10月28日 21時) (レス) id: d908ec33e4 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - せつなさん» 修学旅行おかえりなさい！更新させていただいております！比較的ほのぼのライフを送っています笑楽しんでもらえてますと幸いです*.(๓´͈ ˘ `͈๓).* (2022年10月28日 5時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月6日 14時
