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「デクさん、いないの？」
「緑谷だけじゃない。インターンを、再開させたからヒーロー科生徒は冬休みの間は各ヒーロー事務所だよ」
「いんたーん？」
朝食のお雑煮を食べながら昨日の残りのおせちも広げ(ミッドナイト手作り)少し豪華で静かな朝を4人で過ごす
「エリ少女は本当に緑谷少年が好きだね」
「デクさん、優しいから…」
もう一人はエプロン姿で用意をして待っててくれたオールマイト。痩せこけた頬と深い目元の彫りは少し怖いと思わないでもないが滲み出る雰囲気がとても優しくその細い体躯からは想像もできないくらい大きな何かを感じさせてくれる不思議な人。全盛期の姿を知らないAにとってオールマイトとはそういう人である
「A少年、お雑煮のおかわりいるかい？」
「……大丈夫です。ありがとうございます」
「まだ少食だけど大分食べられるようになったね。いい調子だ」
グッと親指だけを上げて笑顔を向けてくれるオールマイト
気にかけてもらえることに小さな喜びと、オールマイトこそ食べた方がいいんじゃないですか？という少しの心配が入り混じってしまいよく分からない表情を向けてしまう
「……！あ。私としたことが少しお節介がすぎたかな？！気持ち悪かった？ただ純粋に君が心配なだけで疚しい気持ちは何も無いんだよ！」
「……」
「オールマイトさん、言葉にする方が疚しさを感じます」
「相澤くん！？違うって…確かにA少年は綺麗な面立ちをしてるけども私は決してそういう趣向は持ち合わせてなくてだね…！？」
「……ふは、大丈夫です。オールマイトさん」
細身であれ大の大人が慌てふためく様はAにはいつ見ても新鮮で変な光景だ
Aが今まで見てきた大人の男というものとは真逆
「俺はあなたのこと怖いとは思ってません」
だからそう思える
「エリ、ゆっくり食べないと喉詰まるよ」
「んー！」
「……本当に表情が柔らかくなったね」
「……ええ」
エリを心配そうに見つめるAをオールマイトと相澤は穏やかに眺める。しみじみそうこぼすオールマイトに相澤は同意した
病院で泣き叫んで全てを拒絶していたあの頃が懐かしいとさえ思える
「Aさん、後でお絵描きしよー」
「いいよ」
初夢は特に見なかった
けれど新年早々長閑なこの光景が幸先の良い何よりも縁起の良い風景だと思う
これから予想される未来
その最悪を一つでも多く取り除きたいものだ
世界を戦場にしない為にも
．
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みけいぬこ(プロフ) - レインさん» コメントありがとうございます！私も気づいてすぐ更新したのですが何故かすぐ非公開になってしまって汗また載せましたのでよろしくお願いします( т т ) (2022年10月31日 2時) (
レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - スズレカさん» コメントありがとうございます💦何度か載せてるのですが何故か非公開になってしまって。上げ直しましたのでご確認お願いします！ (2022年10月31日 2時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 突然すみません！最近の更新話で3の次が5になっていて4が抜けていて話が飛んでいるような気がします。私側の不具合でしたらすみません💦 (2022年10月28日 22時) (レス) id: 569c36d262 (このIDを非表示/違反報告)
スズレカ(プロフ) - 初コメ失礼します。Himmelhoch uitramarinの4話目が非公開になってるかもしれません（違ったらごめんなさい）。いつも楽しみに待ってます。更新頑張ってください！ (2022年10月28日 21時) (レス) id: d908ec33e4 (このIDを非表示/違反報告)
みけいぬこ(プロフ) - せつなさん» 修学旅行おかえりなさい！更新させていただいております！比較的ほのぼのライフを送っています笑楽しんでもらえてますと幸いです*.(๓´͈ ˘ `͈๓).* (2022年10月28日 5時) (レス) id: b16ff3489c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みけいぬこ
| 作成日時：2022年10月6日 14時
