守りたい ページ6
出久side
出久「A、ちゃん…！！！」
僕のそばで横たわっているAちゃんに手を伸ばそうとするが、届かない。
プロが相手にしているもの…世界。
それは、僕たちにはまだ早すぎる経験だった。
出久「……何も…出来なかった…」
好きな人すらも、守れなかった。
オールマイト「そんなことはないさ。あの数秒がなければ私はやられていた…！
そう、僕を見てみて告げるオールマイト。そんなオールマイトをみて今まで我慢していた涙が一気に流れる。
出久「無事で…良かったです…！」
この襲撃は後に起こる大事件の始まりだったんだけど。
この時の僕らには知るよしもなかったんだ。
それよりも ＿＿＿ 。
出久「Aちゃん……ごめんね……守れなくて……」
頑張って彼女の手を握ろうと腕を伸ばす。
そんな僕を見てかオールマイトは「大丈夫さ」と言ってきた。
オールマイト「彼女は強い。それに息もちゃんとある。緑谷少年のせいではない」
出久「でも……」
僕は、いつもAちゃんに守られて。それだけじゃ、嫌なのに。僕だって、好きな人ぐらい守りたいのに。
なんて考えていると切島くんの呼ぶ声が聞こえた。
切島「緑谷ぁ！！大丈夫か？！」
緑谷「切島くん！待っ ＿＿＿ 」
僕らの元へと駆け寄ろうとしていた切島くんの前にいきなり壁が現れる。
セメントス「生徒の安否を確認したいからゲート前に集まってくれ。ケガ人の方はこちらで対処するよ」
そう言って切島くんを止めてくれたセメントス先生。助かった…。
切島くんは納得したのかみんなの元へと戻っていった。
オールマイト「ありがとう…助かったよ…セメントス」
セメントス「俺もあなたのファンなので…このまま姿を隠しつつ保健室へと向かいましょう。速風さんはこちらで救急車まで運んどきます。しかしまぁ、毎度無茶しますね…」
そう言ってAちゃんを抱えながら去っていくセメントス先生。
僕もオールマイトに担がれながら保健室へと向かった。
＿＿＿
新作です！
息抜き程度の短編小説(の予定)です◎
よかったら見てみてください(｡•ᴗ•｡)♡
【ヒロアカ】かいしんのいちげき!【緑谷出久】
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ぴちちゃん(プロフ) - ももくりですね。見るの楽しんでいます。これからも頑張ってくださいね。 (2019年10月26日 22時) (
レス) id: c7ea2c1da4 (このIDを非表示/違反報告)
もこ(プロフ) - 更新してほしいです、。 (2019年1月6日 13時) (レス) id: a384d12671 (このIDを非表示/違反報告)
木の実☆（このみ☆）(プロフ) - 今更言いますが、も○くりみたいですね(*⌒▽⌒*)とてもおもしろいです！これからも、無理しずに更新頑張ってください(≧∇≦*) (2018年8月28日 12時) (レス) id: 565c3a754b (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる(プロフ) - 続編おめでとうございます！更新頑張ってください！ (2018年7月5日 22時) (レス) id: 28c2196321 (このIDを非表示/違反報告)
みちりん??*･(プロフ) - 、さん» すいません。忘れてました。コメントにてご指摘ありがとうございます (2018年7月5日 21時) (レス) id: 23b6ef1305 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みちりん❤*･ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年7月5日 20時
