ひとめぼれ (青 × 黄) (ページ21)

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青 side

………ヤバい

あの日から時間は過ぎて俺はちゃんと早起き出来るようになって行きも7人で仲良く登校するようになっててんけど

「流星？どうやった？」

ぴょこんと俺の机の上に顔を覗かせた神ちゃんはすぐに顔を歪める

「…5点？」

そこには1枚の紙。それは20点満点の小テストやった、ちなみに英語

「神ちゃん！流星！！どうやった？」
「俺らは仲良く16点やったで！」

望まで好成績…？あ、でも元々勉強全然出来へんわけやないんやっけ……

「神ちゃんは満点かぁ流石やな！で、流星………」

2人が無言で俺を見つめる。おお、穴が開きそうや！

「テストで補習なったらどうすんねや」
「そーんな流星に朗報や！！」
「何？」

しげがめっちゃニヤニヤしとる…腹立つ…………

「もし誰も補習無かったら従兄弟のお兄ちゃんがプライベートビーチに招待してくれるねん！！もちろん7人全員な！」
「「「えぇ！？」」」

神ちゃんも望も知らんかったのか目を丸くする

「ていうか淳太の他にも従兄弟さんおるん？」
「俺らの母さん3姉妹で俺のオカンが末っ子、淳太のオカンが次女。そして今回連れてってくれる従兄弟のオカンが長女やねん！ちなみにプライベートビーチって言ってもそのオカン3人で買ったとこやねん！ただ遠いから車で運転せんといけんくてさ、その関係で俺と淳太主導では行けへんねん」
「そんなら去年行きたかったわぁ」
「…去年はあの人らライブあったから」

ん？ライブ…？え、もしかしてミュージシャンなん！？

「あんま言いすぎると本人に怒られるから言わんとくわ。会うまでのお楽しみってことで！」

やから勉強頑張りやと締めくくられる。…はぁ、頑張ろ