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端的に素早く今の状況を言ったら呆れるようなため息を吐かれた。わぁ、露骨。
「…警察に連絡したならその場に人を近づかせるな。あと、お前も離れとけ。萩原あたりが時期到着するから大丈夫だろ」
貴方は来ないのかと聞いてみたら「無理だ」と返された。
「…なんだ、意外と寂しがり屋か？残念ながら俺は別の案件で立て込んでんだ」
このままだと原作通り死ぬな。さてはて、どうしたものかな。
「…いえ、別に寂しがってないです。ただこのまま死ぬには惜しいからこっち来いって言ってんですよ」
爆弾3秒前にわかる爆弾の場所はここだから早く観覧車から降りろと言った。何で知ってんだと言われたが一言。
「私に賭けてください。生きて帰ってこれたら訳を話します」
恨まれたって構わないから早よ来いよ。妙な沈黙の中、私は我慢の限界になり声を荒げた。
「爆弾で死ぬとかそんなカッコいい死に方させねぇからな？足折ってでも観覧車から降りろ！萩原が助かってお前が助からないとか絶対許さないからな！」
無理矢理通話を終了させて携帯端末の電源を切った。あー、胃が痛い。一つ咳をしたら口の中に鉄の味が広がる。
手のひらにベチャッとケチャップみたいな赤いのがベットリ着いた。手洗いたい。
警察の人に爆弾を託してトイレに駆け込もうとしたが後ろから肩を掴まれた。
「…わけ話せや、お嬢ちゃん」
息絶え絶えの松田陣平が肩を掴んでいて名前を呼ぼうとした瞬間噎せた。咄嗟に口を手で覆ってその場に蹲った。
手に収まりきらなかったケチャップ(仮)が床に垂れる。タイミング悪すぎだろと自分を恨む。
「すいません、後で話します」と口を押さえながら部屋に戻ろうとしたらジャケットを頭に被せられて肩を抱かれた。
「見られて良いもんじゃねぇだろ」と言って病室まで連れて行ってくれた。
ウェットティッシュで手と顔を拭いてから咳払いを一つ。さて、話す前に一つ疑問がある。
何でこの人は来たのだろう。来いと言ったのは自分だがまさか本当に来るとは思わなかった。
「…前に観覧車乗るなって言ったのはこれが起きるって分かってたからか」
口を開いたと思ったらいきなり核心をついてくるような質問をしてきた。
「そうですって言ったら信じてくれます？」
「あんな忠告されてこの事件が起きたんだ、信じるしかねぇだろ。いいから話してみろ」
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lokiloki - こちらの作品をとても気に入ったのでプレイリストに載せさせてもらいます ※自分の作品を消したい場合はお手数をかけますがプレイリストの 【おもしろ度を投票】の上にある 【リストから削除】からやるか、プレイリストのコメントから作者に言ってください (8時間前) (
レス) id: 388da595fc (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 夢主と5歳差なら中二のとき兄は19歳のはずです。大学卒業後に警察学校に入校しているので、計算が合いません。訂正してください。 (4月21日 22時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
彩蘭(プロフ) - すごく面白いです!話の筋がスムーズでステキだなぁといつも思ってます!作者さんのペースで、更新頑張ってください! (2021年12月14日 21時) (レス) @page17 id: 56568c64b5 (このIDを非表示/違反報告)
ああ - ただ気になってしまったのでご指摘させていただきました。夜分遅くに長文失礼しました。 (2019年9月14日 3時) (レス) id: 79920a9bfd (このIDを非表示/違反報告)
ああ - とても面白い作品で応援しているのですが、幼少の夢主ちゃんがいささか流暢すぎでは？と違和感を持ってしまいました。それにつかまり立ちの赤ちゃんはまだ喋れないと思います。これはただの個人の意見ですのでどう取るかは作者さん次第だと思っています。 (2019年9月14日 3時) (レス) id: 79920a9bfd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おふとん | 作成日時：2019年5月17日 0時
