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「俺と禰豆子の絆は誰にも、引き裂けない！！」
「俺が来るまでよく堪えた 後は任せろ」
……あれから、Aが活躍するとかそう言う事はなく、いつの間にか隠達の手によって本部の方まで運ばれていた。
「運ぶのは分かるが……何故妾を拘束しておるのじゃ？」
「ヒィッッスミマセン！！！スミマセン！！」
秒で諦めた。
Aは両手両足拘束されているのを俵抱きにされているので、それなりに苦しいのだが、少し気を紛らわそうと「喉が渇いたのぉ」と呟いたら、自分の血を飲もうとしてると勘違いした隠の少女に泣かれたからのもある。
まあ、この隠の少女の過去的に致し方がないのもあるが、Aの言葉選びも少し悪かった。
「うぅむ……」
「ヒッ」
前で運ばれている炭治郎の方は気絶、禰豆子は箱の中。
完全にAは暇な状態だ。
(あの激闘の後じゃし、少しは寝させておかねばならぬか…)
あごの骨が逝っていると言うのを知っているのに炭治郎が簡単に会話できると思っているAである。
時たま人に当てる物差しを間違える。最近の鱗滝の悩み事が今発揮されていたが、犠牲者が出なかっただけマシと言える。
「あ、えっとっつつつ付きましたのでっ！！それでは！！」
「運んでくれてすまぬの、礼にこのお守りをやろう、鬼からお主を守ってくれるぞ」
「けけけっけっこ結構ですぅぅぅぅぅぅ！！！」
「……行ってしまった」
誰もいない白玉石が敷き詰められている庭に降ろされ、Aは本格的に悩みだしそうだった。
(これはもう炭治郎を起こして良いだろうか…いやでも寝かせておかねばこの子も可哀想じゃし…)
十分なくらいに引きずっている。
「ん？そう言えば禰豆子の箱はどこじゃ？まさかどこかに置き去りに…！？」
どうしようどうしようとAが焦りながら唸っていると、Aの背後で砂利の踏まれる音がした。
「……何と言う事だ、日の中を平然としていられる鬼がいるとは……南無」
「何者じゃお主……」
「鬼殺隊岩柱、悲鳴嶼行冥だ」
「そうか、では少し話を聞いてはくれぬか？」とAが会話を続けようとしたところで、Aの頭上に鋼球が振り落された。
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月縹(プロフ) - 広海さん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！！前程更新頻度は高くはないけど、見てくださる方がいるなら頑張れます😭😭 (2021年11月12日 21時) (
レス) id: 6e9456ced1 (このIDを非表示/違反報告)
広海 - とても面白いです。これからもがんばってください! (2021年11月12日 20時) (レス) @page47 id: 4ad4f67aa2 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 闇姫さん» 嬉しいです！コメントありがとうございます！無限列車…カ、カキタイ… (2020年10月12日 20時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - 凄い面白かったです！無限列車も見たいなと思っております！ (2020年10月12日 19時) (レス) id: aeb4d97102 (このIDを非表示/違反報告)
�桟鈬�(プロフ) - 腐りかけの果物さん» こちらこそありがとうございました！！他の作品(新作とか)なども読んで頂けると嬉しいです！ (2020年10月11日 21時) (レス) id: a8b4b5bef5 (このIDを非表示/違反報告)
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