Scarlet Destiny～アズカバンの囚人〜IV【ハリーポッター】 (ページ26)

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ハ「あっ！A！」

ハリーが私を見つけると走ってきた

ハ「探したんだよ？もうすぐ宴会が始まるから…」

ド「ポッター、見て分からないのか？Aは今、僕と話してたんだ」

『ドラコ、やめなさい。ありがとうハリー！ちょうど帰ってるところだったの！』

ハリーとドラコが睨み合いしている所を止めると、リアムがふわ〜っとこちらへ来た

リ「マルフォイじゃねぇか！おいおい、A、こんなやつと付き合ったんかよ〜！？」

リアムはドラコを見て言うと、ドラコは不思議そうにリアムを見た

ド「誰だ？Aにそっくりだが…」

『あのね、この子は_______』

私はドラコにリアムの事を話した。話し終えたとき、リアムとドラコは何か言いあっていた…仲悪いなぁ

それからドラコと別れ、リアムと三人で大広間へ向かった

グリフィンドール寮は、おもにクィディッチ優勝戦の目覚ましい成績のおかげで、三年連続寮杯を獲得した。そんなこんなで、学期末の宴会は、グリフィンドール色の真紅と金色の飾りに彩られ、グリフィンドールのテーブルはみんながお祝い気分で一番にぎやかだった。私とハリーさえ、次の日にダーズリーのところへ帰省することもわふれ、みんなと一緒に、大いに食べ、語り、笑い合った

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翌朝、ホグワーツ特急から出発した、ハーマイオニーが私とハリーとロンに驚くべきニュースを打ち明けた

ハー「私、今朝、朝食の前にマクゴナガル先生にお目にかかったの。〝マグル学〟をやめることにしたわ」

ロ「だって、君、百点満点の試験に三百二十点でパスしたじゃないか！」

『え、本当？ハーマイオニーも遂に〝まとも〟になった…？』

リアムと共に糖蜜パイを食べながら言うとハーマイオニーは鋭い目付きで私を睨んだ。こわぁ

ハー「そうよ、でもまた来年、今年みたいになるのには耐えられないの。あの、逆転時計で私、気が狂いそうだった。返したわ。マグル学と占い学を落とせば、また普通の時間割りになるの」

ロ「君が僕たちにそのことを言わなかったなんて、いまだに信じられないよ。僕たち、君の友達じゃないか」

ロンが膨れっ面をした

ハー「誰にも言わないって約束したの」

ハーマイオニーがキッパリ言い、それからハリーの方を見た。ハリーは、ホグワーツが山の影に入って見えなくなるのを見つめていた