Scarlet Destiny～アズカバンの囚人〜IV【ハリーポッター】 (ページ18)

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ダ｢ハグリッドが喜ぶことじゃろう｣

ダンブルドアは私とハリーとハーマイオニーにチラッと笑いかけた。ダンブルドアがファッジと病室を出ていくと、マダム･ポンフリーがドアのところに飛んでいき、また鍵をかけた。一人で怒ったようにブツブツ言いながら、マダム･ポンフリーは事務室へと戻って行った

？｢ど________どうしちゃったんだろう？｣

病室のむこう端から、低い呻き声が聞こえた。ロンが目を覚ましたのだ。ベッドに起き上がり、頭を掻きながら、周りを見回して言った

ロ｢ハリー？A？ハーマイオニー？僕達どうしてここにいるの？シリウスはどこだい？ルーピンは？何があったの？｣

私とハリーとハーマイオニーは顔を見合せてた

ハ｢君が説明してあげて｣

『ハーマイオニー、託した。』

私とハリーはそう言ってハリーはまた少しチョコレートを頬張り、私はチョコレートをこっそりリアムに上げ、目を閉じた

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私、ハリー、ロン、ハーマイオニーは翌日の昼に退院したが、そのとき城にはほとんど誰もいなかった。うだるような暑さの上、試験が終わったとなれば、みんなホグズミード行きを十分に楽しんでいるという訳だ

『ぎゃああああ！！！痛い痛い！！！』

しかし、私とハリー、ロンもハーマイオニーも出かける気になれず、四人で校庭をブラブラしようと歩こうと外へ出たら日差しの当たった腕が焼けるように痛かった

ハ｢A！？どうしちゃったの？｣

ハー｢ちょっと_________腕から煙が出てるわよ！？｣

私は焦げ臭く、腕の一部から煙が出ているところを見て思った。私…完全にヴァンパイアになったんだっけ…と

『_______はぁ、君達に話すよ…』

私は陰に隠れ、気絶した時に、ヴァンパイアの力を託され、飲み込まれず済んだ事を三人に話し、リアムを紹介した

リ｢よっ、ハリー、ロン、ハーマイオニー。俺はリアム、リアム･ヴァレリー･スカーレット。｣

私の頭の先からするりとゴーストのように出てきてふわふわと私の隣に浮いて胡座をかいて言った

ハ｢わーお…Aそっくり…｣

ハー｢半分透けてるわ…わたし、初めて見た…｣

ロ｢なんかAと随分性格違うけど…｣

『リアム自体はもう強力な魔力はないから、みんなに害を与える事はないと思うわ…多分…』

日陰になっている場所に私は座り言うと、リアムは私達四人の上を悠々と回っていた