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「ねぇ！！」
何日振りかに見る自分の顔。
「痩せた！？」
「っ、離せって」
て、ほっぺたを挟んだ手を自分に振り払われた。
"本当にここで大丈夫？"
"うん、すぐそこだから"
"そっか。じゃあ詳しい時間はまた連絡するね"
"うん、ありがとう"
"本当はお邪魔したいけど"
"お邪魔！？ダメダメ、本当に狭いから！"
"アハハ、それは残念。じゃあミンソギヒョンによろしくね！"
お昼前。
送ってくれたチャニョル君の車から降りて、登り慣れた階段を上がった。
「ピンポーン」って、初めて押した玄関のチャイムは思いの外マヌケな音で
で、ドアが開くとシャープになった自分の顔があったから 思わず。
「うわぁ…」
予想はしてたけど。
ベッドの位置もタンスの位置もそのままなのに
なんか、空気が違う。空気が。
清潔な空気。
それに嗅いだことのないいい匂い。
それに
「これどうしたの？」
見たことない引き出しに
「それにこれも」
見たことのないモップ
「どうしたのって買ったんだよ。手に負えなくて」
「手に負えないってどーゆーことよ！」
「物は多いわ、すぐ汚くなるわ」
「失礼な」
「失礼はどっちだ」
「はぁ？」
「お前のせいでへんな汗どんだけかかされたか…」
「全っ然意味わかんない」
「さっき痩せたって言ったけど、全っ然痩せてないからな」
そう言ってピラって捲られたTシャツの下に見えたのは私のお腹。
「ちょっと！ヤダ！変態！」
なに人の腹晒してんの！
ってかちょっと待って。
「なにこの黒いの」
「バッ…！やめろ変態！」
白いTシャツとお腹の間に見えた黒い…これはタンクトップ。
しかもカップ付き！？
「俺の顔で何やってんだよ、バカ！」
「どしたの！？」
「どしたのって買ったんだよ」
捲られたタンクトップとTシャツを整えながら、しれーっとした顔でそう言い放ったキムミンソク。
このタンクトップだけじゃない。
よく見ればこのTシャツも見たことないし、
「これは！？」
整えられたハンガーラックに視線を移せば見たことのない物ばかり。
パーカーにシャツにキャップにリュックー？？
「この格好と同じじゃん！」
「お前のわりにはちゃんと着れてるじゃん」
「そんな呑気なこと言ってる場合じゃない！」
「お前だけには言われたくねーよ」
もう！
何もかも私じゃない！！
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充(プロフ) - こぴさん» 初めまして。コメントありがとうございます！そう言っていただけて本当に嬉しいです。ご期待に添えられるかはわかりませんが頑張ります！ (2018年6月10日 13時) (
レス) id: 3ca51a9912 (このIDを非表示/違反報告)
こぴ(プロフ) - 初めまして！お話がとっても好きでいつも更新楽しみにしてます！^ - ^ 頑張ってください^o^ 応援してます！ (2018年6月10日 3時) (レス) id: 7e86bbb7b1 (このIDを非表示/違反報告)
充(プロフ) - 柚子さん» わぁ！ありがとうございます(*´∇｀*)まだ続きますが完結できるようにがんばります！ (2018年5月7日 12時) (レス) id: 3ca51a9912 (このIDを非表示/違反報告)
柚子 - とても面白いです！続きが気になります(^o^)あまりご無理せずに頑張ってください！ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 2d3643aa8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：充 | 作成日時：2018年3月17日 19時
