IRI$ Stone

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「あっ、見つけました！この人ですかね、森本慎太郎さん」


携帯を操作しながら後輩が見せてくれたのは、体格ががっちりした青年だった。目はキラキラしていて、純粋無垢なそれを思わせるが、なにかが不気味に映っている。


優吾「まじでみつかったんだ……ありがとう、どうしようかな……」


「もしかして、接触を試みたい、って感じですか？俺で良ければ繋ぎますよ」


優吾「それじゃあお言葉に甘えて」


翌日。後輩の伝手もあり、いつも優吾がいるカフェで待っていると、写真で見た通りの男性がやってきた。


優吾「はじめまして、�眞詫ジ磴任后�


慎太郎「はじめまして、7月15日生まれの森本慎太郎です」


どんな人にも言うんだ、と優吾は半分感心していた。


慎太郎「知ってますよ、たしか北斗の友達でしょ？」


優吾「えっ……」


慎太郎「まあ俺、結構顔は広いので」


優吾「そう、なんですね」


慎太郎「っていうか敬語やめない？なんか距離感じて嫌になる」


優吾「あっ、ごめん」

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