わたし今日からメイドします。2

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「！？」
　
　
ただ、これが 吉と出た
　

「ッ、何だ！」
　
　
クシャミの不安定な威力と動き
　
　
そして大きさが予想外だったのか、
一瞬隙を見せるリドル
　
　

そこを見逃さなかったトレイとケイト
　
　
「ケイト！！！！！」
　
「まかせて！！」
　
　
エースちゃんたちも！と叫び

ケイトが何人も現れ一気に攻撃をあける
　
　
　
「ッツ！！」
　
　
　
　
　
　

リドルが、 崩れ落ち後ろにいた化け物も
消えていった

　
　
勝ったのだ。
　
　
　
　
「やった！」
　
「か、勝てたんだゾ、、！」
　
　
「リドル寮長は、、！？」
　
宙に浮いていたリドルが重力によって落下してくる
　
　
無論Aも

　
　
「Aちゃん！！！」
　
　
「リドル！！！」
　
　
地面にぶつかる助けなきゃ… ！！
　
　
　
ケイトは走った
　
　
それはもう、今までにないくらい
　
　
　
地面にぶつかる
　
　
　
そう思った瞬間
　
　
「ケイトせんぱあああい！！！
ぜってー受け止めてくださいよ！！！」
　
　
「トレイ先輩もお願いします！！！」
　
　
エースとデュースが最後のチカラを振り絞り
　
風魔法をリドルとAに放つ
　
　
2人とも少し上に浮いた
　
　
それによりギリギリでキャッチするケイトと
トレイ
　
　
　
トレイは安心して膝をついた
白を基調とした寮服が、見事に泥だらけだ
　
　
　
それを見たケイト
　
　
自分の腕の中にいるAを見て心底安心する
　
　
深くため息をついた後、きついくらいに抱きしめる
　
　
　
「(ほんと…勘弁してよね、オレの柄じゃないんだから)」
　
　

　
　
悪態をつくが、
　
　
　
ほんとうはそんなことどうでもいい。
　
　
　
ジッとAを見つめまたため息をついた
　
　
　
今度のは、はにかみながら。
　
　
　
　
「……… よかった。」
　
　
　
『……なにが良かったの？』
　
　
目を覚ましたAに驚くケイト
　
　
　
「ケーくん今日はちょー頑張ったから、今度絶対お礼してよね？」
　
　
途端に元気になり意地悪するケイトに
苦笑いのA

　
　
「ちょっと！！！いつまでイチャついてんすか！！」
　
　
おれらが手助けしなかったら間に合わなかったんだからチャンジ！！！
　
　
と言って間に入ってこようとするエースの顔をむんずと掴み拒むケイト
　
　
「エー。無理〜」
　
　
なんで！！！？と叫んでいた
　
　

　
　
　
　
　
　
　
　
　

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