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ピチャッピチャッ。
放課後の保健室。何かが滴り落ちる音。
そして桜色のカーテンにハッキリと映る人間のシルエット。
興味のあまり、少女は恐る恐るカーテンのほうへ。
その時。フワッと春の柔らかな風でカーテンがめくれた。
そこにいたのは…口の周りに血をべっとりつけた少年だった。
ピチャッ。また、滴り落ちる音。その音が少年のくちからほろほろ落ちていく血が響かせている音だと少女が気づく。
少年の手には輸血パック。床には空の輸血パックと、少年の口から垂れた血だまりが広がっている。
「あんた、なにしてんの？」
何時もは優しい少女の口調が悪くなる。
先程から握っていた湿ったハンカチがポトッと落ちる。
「俺は赤塚悠鬼(あかづかゆうき)。今のは吸血鬼のまつえいって奴？俺、吸血鬼のハーフなんだ。」
「吸血鬼！？」
*****
※この素敵なCSSは占いツクールCSS配布からお借りしました。スマホでは見えませんが画面右上に血が垂れているんですよ！
執筆状態：更新停止中
*****ピチャッピチャッ。
放課後の保健室。何かが滴り落ちる音。
そして桜色のカーテンにハッキリと映る人間のシルエット。
興味のあまり、少女は恐る恐るカーテンのほうへ。
その時。フワッと春の柔らかな風でカーテンがめくれた。
そこにいたのは…口の周りに血をべっとりつけた少年だった。
ピチャッ。また、滴り落ちる音。その音が少年のくちからほろほろ落ちていく血が響かせている音だと少女が気づく。
少年の手には輸血パック。床には空の輸血パックと、少年の口から垂れた血だまりが広がっている。
「あんた、なにしてんの？」
何時もは優しい少女の口調が悪くなる。
先程から握っていた湿ったハンカチがポトッと落ちる。
「俺は赤塚悠鬼(あかづかゆうき)。今のは吸血鬼のまつえいって奴？俺、吸血鬼のハーフなんだ。」
「吸血鬼！？」
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作者名：美矩@aile//:Reader@ | 作成日時：2019年10月19日 17時
