イケメン夫と息子たち。[ars/1] (ページ9)

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リビングページ9

Aside
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翔の帰宅に安心したのと同時に本当に周りを見ているんだなぁと感心した。

家族に気づかれる事なく送り出せたはずだったのになぁ。

三度目の出産となると気持ち的にも余裕ができてたから。

翔「俺にくらい早めに教えてくれても良かったのに…‥。」

ふてたように頬を膨らませる翔に笑いそうになった。

A「…‥それは、ごめんなさい。
タクシーを呼ぶくらい本格的になって病院に着いてから翔に連絡しようと思ってた…。
それどころじゃなくなっちゃったけど…‥」

翔「ハハハ｡そうだな。
陣痛の方は？病院に連絡しようか？」

A「まだ大丈夫だよ。
今連絡しても20分間隔になってから来て下さいって言われるから。
まだ定期的に陣痛が来ないから、前駆陣痛だと思う。
でも、今日中には出て来るかも…。」

翔「そっかぁ。…なんか飲む？」

A「棚にコーンスープの素があるからお湯沸かしてくれる？
今の内に洗濯機回して来るね！」

翔「動いて大丈夫なのか？…座って休んでなって。」

A「もう大丈夫。
‥翔が帰って来てくれたから痛みがラクになったような気もするし…。
ケータイはポケットに入れたから！」

いつもより洗濯が遅くなっちゃったけど
ゆっくりできるからいっかな。

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