朝 ページ2
Aside
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
っん…‥?
っつ……ふぅ…。
目覚ましのアラームが鳴る少し前に、
いつもはない違和感を感じて目が覚めてしまった。
お腹をさすりながら隣で眠る夫を見て何故か凄くホッとした｡
夫の翔が起きる時間にアラームをセットし直してリビングに降りた。
我が家は、二階建ての一軒家。
この家を買う時の決め手となったのは、
道路とは逆の方にある日当たりが良い広い中庭と大きな窓があるリビングだった｡
昨晩セットして寝た炊飯器の中には、
ホコホコと真っ白なお米が炊き上がっていた。
夫の大きな二段の弁当箱の下の段にご飯を詰めて。
息子たちの小さな一段の弁当箱にご飯を詰める。
息子たちが通う保育園は、お昼ご飯のお米のみを持参する｡
次男の雅紀は、毎朝お昼の献立表を翔に読んで貰って保育園に登園するのが日課なんだ。
パンに付けるマーガリンやジャムをテーブルに出して、
ミッキーデザインの平皿にレタスと半分に切ったミニトマトそれから、ウィンナーと目玉焼きを盛り付ける。
最後に冷蔵庫から、子供たちの大好物のヨーグルトを取り出していると長男の智が起きて来た。
智「まま〜！」
走って来る小さな体を抱きしめようと少し屈むとソッと抱きついてきて、
『おはよぅ！』ってニコニコ笑顔で見上げてくる。
A「さと〜。おはよう！」
優しくお腹を撫で撫でしてお腹の双子にもちゃんとご挨拶。
最近、トーストしたカリカリのパンにハマっている智にパンを焼いていると、
グズグズ泣いている次男の雅紀を抱っこした翔が降りて来た。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 588人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：莉乃 x他1人 | 作成日時：2017年8月23日 16時
