第七十五訓 ページ27
ミツバさんは、入院する事になった。
『失礼します』
そう言い、ミツバさんの病室に入る。
「何だおめェ、店はいーのか」
『定休日なんですぅー』
中には銀時もいた。
「ふふ。わざわざありがとう」
『いえいえ！私がミツバさんに会いたくて来ているだけなので！』
うわぁ、沖田くんのお姉さんとは思えないくらい優しい、綺麗、美人、神々しいぃぃ。
そうやって一人ミツバさんの神々しさに感嘆していると、山崎さんが出てきた。
『うわっ、ビックリしたぁぁ！！』
山崎さんは相変わらずのアフロで片手にソーセージを持っていた。
…いつ見てもすばらしい髪型ですね。
・
・
『…マジでか』
病院の屋上で。
私と銀時は、山崎さんからミツバさんの旦那さんのことについて聞いた。
なんと、旦那さんは闇商人だったのだ。
…マジか。この前見た時、真面目そうな顔の人だったのになぁ。
人は見かけによらないとはこういうことか。
「あの女は知ってんのかよ」
銀時が山崎さんに聞く。
「いえ、副長に誰にも言うなと」
…え、言ってるじゃん。
私達に言ってるじゃん。
…ていうか何故私達に話した！？
・
「山崎さんと何を話してたんですか？」
ミツバさんの元へ戻ると、そんな事を聞かれた。
「あ？なんでもねーよ気にすんな」
ばっか銀時！誤魔化すの下手だな！！
「そう言われると気になります」
『ぜ、全然ふつーの話ですよ！？ふつーすぎて忘れたなあ！あはは！』
しょうがないから私が弁解しておく。
『いでっ』
すると銀時に頭を叩かれた。
「お前余計なこと言うな！つーか誤魔化すの下手すぎ！」
そして、小声でそんなことを言われた。
…すみませんでした。
「野暮な事聞くねえ、男が隠れてコソコソ話してたらコレの話題に決まってるだろ」
銀時はそう言ってエ□DVDを手に持つ。
…おお！誤魔化すの上手！でも内容は最悪！
『そうなんですよ〜、私が隣にいるにも関わらず2人でコソコソと変な話してて…私なんて蚊帳の外でしたよ、まったく』
「…男の子って幾つになってもそうなのね。集まってはつるんで悪巧みばっかして。あの人達もそう…男同士でいる時が一番楽しそうで、結局女の子の入る余地なんてないの。
皆私を置いて行ってしまったわ。振り向きもしないで」
ミツバさんは、どこか寂しそうな表情でそう言った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ニコぱー(プロフ) - そのへんの伊藤さんさん» ありがとうございます！！大変お待たせしてしまいすみませんでした！！これからも更新続けていく予定なので、お待ちいただけると嬉しいです。これからも頑張りますね！応援よろしくです！ (2019年6月11日 20時) (
レス) id: 89c1843be5 (このIDを非表示/違反報告)
ニコぱー(プロフ) - Hi！さん» 大変お待たせしてしまいすみません！！これからも、ノロマながらも更新は続けていく予定なので、気長にお待ちいただけると嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2019年6月11日 20時) (レス) id: 89c1843be5 (このIDを非表示/違反報告)
そのへんの伊藤さん - 続き気になります!更新頑張ってください！ (2019年5月30日 16時) (レス) id: 82ec169f6c (このIDを非表示/違反報告)
Hi！ - 待ってまーす (2019年5月11日 20時) (レス) id: f98b79cb93 (このIDを非表示/違反報告)
ニコぱー(プロフ) - 夜桜さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！(｀･ω･´)ゞこれからもよろしくお願いします！！ (2019年3月24日 15時) (レス) id: 2e80244575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコぱー | 作成日時：2018年9月15日 21時
